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TCシンポジウム

開催ごあいさつ

開催ごあいさつ


TC協会会長 綿井 雅康

一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
会長

テクニカルコミュニケーション2017 のメインテーマは「TC のチカラで高める、日本のプレゼンス!」です。その趣旨は、TC 技術の水準をより一層高めるとともに、技術の活用領域を拡げることで、「日本」の存在価値を向上させることに貢献したい、という今までにない「外向き」なメッセージだと理解しています。さらにサブテーマとして「いま問われる" 高生産性社会" とは?」を掲げています。これからの社会では、限られた資源から成果をあげていく高効率性の追求が求められると想定しています。そして本シンポジウムを通して、こうした高効率性に寄与しうるTC 技術の可能性を探る試みが展開されることと存じます。

テーマの根底にある考え方は、社会貢献ではないでしょうか。ただしそれは「社会のなか自らの価値を実現していくこと」による貢献だと考えます。心理学者のマズローが提唱した「欲求の階層」説において、最上位に位置づけられた「自己実現の欲求」に通じる考え方だと言えます。私たちは生涯を通じて成長するなかで、自らの良さや特長を認識し、それらを社会のなかで活かすことで、自らの存在や価値を認められることを追い求めていきます。まさに、自らの価値を実現していくことが社会のより良い発展につながるといえます。

つまり「TC のチカラで高める、日本のプレゼンス!」とは、参加者であるテクニカルコミュニケーターの方々が自己実現を図ることを通して、TC 技術そのものが社会のなかで価値を実現し、結果として社会全体のより良い発展や日本社会の存在感向上に寄与することを意識し目指していくことだと解釈できるのではないでしょうか。

本年度も、シンポジウムを通じて、ご参加の皆様が、これからの社会における「使用情報」の姿について議論と情報交換を重ねていただき、TC の価値、自らの価値を確認していただくことを期待しております。


経済産業省 岸田 篤範

経済産業省
商務情報政策局
文化情報関連産業課
(メディア・コンテンツ課)
課長補佐

テクニカルコミュニケーション協会様を始めとする関係各位のご尽力により、テクニカルコミュニケーションシンポジウム2017 が盛大に開催されることを心よりお慶び申し上げます。

今回のシンポジウムのテーマである「TC のチカラで高める、日本のプレゼンス! ~いま問われる" 高生産性社会" とは?~」には、IoT 社会における人とネットワークにつながれた環境全体とのインタラクションを考慮するうえで大切なテーマになると考えられます。特に、このようなテーマのコンセプトの一つであるVR/AR 技術は、アニメ、ゲーム、音楽等のコンテンツの発信においても、非常に重要な役割を担うと期待されます。また、VR/AR 技術は、コンテンツ分野のみならず、例えば、ものづくり現場における作業プロセスの効率化やスポーツや文化財の新たな体験の提供等、あらゆる分野に波及すると期待されております。このような技術の発展に伴い、人との相互コミュニケーションを実現するうえで本テーマは重要な要素であり、本シンポジウムでの活動をきっかけとして、テクニカルコミュニケーションをさらに発展させていただければと存じます。

今回のシンポジウムも、基調講演、パネルディスカッションをはじめとした多彩なプログラムが企画されています。これらのプログラムや、今後の貴協会のさらなる取組によって、皆様の活躍の場がさらに拡大することを期待しております。

結びに、テクニカルコミュニケーションシンポジウム2017 の成功と、貴協会及び御関係の皆様の一層の発展を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。


実行委員長 岡 訓仁

アズビル(株)
ドキュメント・プロダクション部
部長

日本の生産年齢人口の加速度的な減少は社会にどのような変化をもたらすのでしょうか? ICT に代表されるテクノロジーの変化、顧客ニーズの多様化やグローバル化といった市場の変化に対して、われわれテクニカルコミュニケーターはどのように立ち向かっていけば良いのでしょうか?

IoT、インダストリー4.0、AI、クラウド、ビッグデータ… 技術革新の牽引となる新たな用語やコンセプトは製品やサービスを変えていく原動力となります。イノベーティブな製品やサービスが生み出されれば、その使用情報も従来とは異なる革新的なものが期待されます。テクニカルコミュニケーターに求められるスキルや役割も変わります。

政府主導による働き方改革は、単に残業時間を減らすことではなく、仕事の生産性を高めることです。少子高齢化で先細り感のある日本において、名目GDP 600 兆円に向けた成長戦略に貢献できるようテクニカルコミュニケーション(TC)技術をさらに高めるとともに、その活用領域を拡げていかなければなりません。TC 技術の活用であらゆる産業の生産性が高まり、働き方改革のドライビングフォースとしての存在感を示すチャンスです。

このような状況に鑑みて、今年のTC シンポジウムのテーマに「TC のチカラで高める、日本のプレゼンス!」を掲げました。東京・京都開催ともに、「TC のチカラ」、「プレゼンス」といった新たな分類も加え、テーマに直結する興味深いセッションを企画しました。テーマの社会的背景にあるキーワードは" 高生産性社会" です。生産年齢人口の減少で人手不足が深刻化する中、時間やお金といった限りある貴重な資源が今までよりはるかに高いレベルで有効活用される世の中へシフトしています。「 いま問われる"高生産性社会" とは?」というサブテーマに沿った活発な議論が展開されます。

基調講演では「いかに速く、わかりやすく書くか~『プロ』としての心得~」を上阪徹氏(東京開催)、「技術がひらくCPS/IoT 社会におけるコミュニケーション」を新誠一氏(京都開催)にそれぞれ講演いただきます。来たる" 高生産性社会" において、TC 技術はどのような領域を目指し、われわれはどのようなチカラを身につければ社会に貢献できるのか。今年のTC シンポジウムを契機にテクニカルコミュニケーターのプレゼンスが向上することを願っております。

同時に開催される日本マニュアルコンテスト2017 は東京開催で部門賞の発表、京都開催ではそのマニュアル オブザイヤー(MOY)の公開審査を行い、今年度の最も優れているマニュアルを決定します。

多数の皆さまのご参加を心からお待ちしております。


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