タイトル
★各セッションに下記を記載しています。参加するセッションをお選びの際の参考にしてください。
(総合) 幅広い参加者を想定した内容
(応用) TCの活動領域を広げるための内容
(基本) TCの基礎を学ぶための内容
詳細
パ01(総合) |
医工連携の中でTC 制作者が医療現場に学ぶこと |
分類 | コミュニケーション力、医工連携 |
対象者 | 健康・ヘルスケア機器分野のメーカー・制作会社 の管理者、担当者 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
昨年のパネルディスカッション「医療現場での要求と、これを実現する コミュニケーション力コミュニケーション技術」で、医療現場で情報をつたえるために、関係者が大変な苦労をされていることを共有した。
在宅医療・介護の拡大が不可避の高齢社会が現実となった今、従来のままの取扱説明書の構成、提供の仕方では、利用現場のニーズに応えきれなくなっている。本セッションでは、これまでTC が重視してきた「つくる」ではなく、いかに「つたえる」かを中心として、健康・ヘルスケアにおける製品・サポート情報の提供のあり方を、医療関係者を交えて議論する。
これまで培ってきたTC の考え方をどのように発展させ、変えてくことができるかを考えてみたい。
■ディスカッションのポイント
・ 昨年のセッション内容の整理
・ 医工連携を担う立場から現状認識
・ 読み手(ユーザー・職制)の分析の必要性
・ 医療現場(臨床工学技士)がかかえている課題
・ 医療機器メーカーの取り組み
・ 高齢社会を背景にした医療・ヘルスケア分野の情報提供に関する提言
・ 現場で役立つコミュニケーションの実現のために、TC に何が求められるのか
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コーディネーター |
黒田 聡 (株)エレクトロスイスジャパン |
パネリスト |
小林 武治 大研医器(株)
島田 尚哉 東神戸病院 臨床工学技士
吉川 典子 特定非営利活動法人 医工連携推進機構
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企画担当者 |
岡本 浩 (有)ユーザーフレンドリー
中西 義人 オムロン ヘルスケア(株) |
ハッシュタグ |
#医工連携 #健康 #ヘルスケア #コミュニケーション #医療現場 #介護現場 #高齢社会 #医療機器 #製品・サポート情報 #伝える技術 |
パ02(基本) |
TC カフェ2019
~産業機器マニュアル編~ |
分類 | 人材育成・交流 |
対象者 | 産業機器マニュアルを担当されている方 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
産業機器マニュアルは、一般的な機器のマニュアルとはBtoB 向けであることが大きく異なる。読み手が業務に使用するので、BtoB 向けマニュアルならではの苦労がある。その苦労話を皆さんと昨年に引き続き共有し、解決への糸口を見いだす場とする。また、将来の夢についても語り合う場にできれば良いと考えている。
前身である「しゃべり場!」が2010 年に東京で開催されてから今年で10 年目を迎える「TC カフェ」。関西では、昨年から「産業機器」を中心にした内容で開催している。
最初に皆さんで名刺交換を行いますので、名刺をご準備ください。
■ディスカッションのポイント
・ BtoB マニュアルである苦労話
・ 法規制に対する苦労話
・ 業界標準に対する苦労話
・ これからの産業機器マニュアルはどうあるべきか
(今年も、グループディスカッション形式を行います)
※ 本セッションでは、当日までに更新情報をTC協会のFacebookページに公開します。
例: グループごとにディスカッションする「お題」など
参加するために閲覧が必須というわけではありませんが、「お題」を先に知っておくと、スムーズにグループ討議に入れると思います。
・Facebookページを閲覧するために、Facebookアカウントの取得は不要です。
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コーディネーター |
水口 実 (株)情報システムエンジニアリング
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パネリスト |
上野 由紀子 DMG 森精機(株)
小松 智 パナソニック スマートファクトリーソリューションズ(株)
中 奈美 (株)堀場製作所
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企画担当者 |
石川 秀明 ヤマハ(株)
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企画協力 |
下拂 伸一 アベイズム(株)
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ハッシュタグ |
#グループ討議 #ざっくばらん #他社交流 #本音トーク #若手 #横のつながり #産業機器 |
パ03(総合) |
素早く理解できるトリセツ
~紙とデジタルで実現する伝わるトリセツ~ |
分類 | マニュアル制作 |
対象者 | メーカー・制作会社の制作担当 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
多機能化で情報が増え続ける説明書、じっくりと説明書を読む時間のないユーザー。
相反する方向へ進んでいく両者をどのように結び付けていくのか。
「素早く読めて」「正しく使える」ために、ユーザーに伝えるべき情報をどのように選別し、説明書を構成していくのか。紙、デジタルの特性を生かした伝わるトリセツとは何か。本セッションでは「素早く理解できるトリセツ」を実現するための取り組み、現状の課題、今後の展開について議論する。
本セッションはコンシューマー向け説明書の内容を主体に議論する。
■ディスカッションのポイント
・ ユーザーに「伝わらない」とはどういう状態か
・ 「伝わらない」の原因はどこにあるのか
・ メーカーが伝えたいこと、ユーザーが知りたいことは同じか
・ 素早く伝えるために必要なこと
・ ユーザーの時間的な負担を減らすトリセツとは
・ 紙とデジタルの伝わり方の違い
・ 素早く伝えるために紙、デジタルの特性をどう活用するのか
・ 紙のトリセツを効果的に補完できる動画とは
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コーディネーター |
山垣 充 (株)第一創版 |
パネリスト |
鶴岡 克好 パナソニックライフソリューションズクリエイツ(株)
木谷 千鶴 タイガー魔法瓶(株)
鉢嶺 悠美 京都女子大学 大学院修士 |
企画担当者 |
関口 春菜、蓮沼 規伊子 デジタル総合印刷(株) |
企画協力 |
中原 司郎 パナソニックライフソリューションズクリエイツ(株) |
パ04(基本) |
マニュアル制作のための「情報を引き出す技術」
~テクニカルコミュニケーターが押えておきたい情報収集のツボ~ |
分類 | 人材育成 |
対象者 | ライター、ディレクター、営業 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
マニュアル制作の現場では様々なツールやCMSの活用により編集作業の効率化と標準化が進んできた。その反面、マニュアル制作のための要件定義や必要な情報収集とは何か?といった基本技術がなおざりになりがちな傾向にある。
本パネルでは基本に立ち返り、マニュアル制作に必要な要件とは何か?押さえておかなければいけない情報収集のツボについて再確認していく。
またヒアリングや質問などによる取材によって、必要な要件を引き出すことが苦手なテクニカルコミュニケーターのために、身に着けておきたいコミュニケーションスキル、実戦テクニックも紹介していく。
■ディスカッションのポイント
・ マニュアル制作のために必要なポイントを再確認しながら、実際の制作現場で発生する様々な課題について、どのように対応すればよいか事例を交えながらディスカッションする。
・ マニュアル制作を始める前に、確認すべきポイント
・ 制作会社、メーカーのトリセツ制作部門、メーカー設計部門、それぞれの立場で注意すべきポイントとは?(失敗事例や改善事例を踏まえてパネリストの意見交換)
・ コミュニケーションスキルとしての「情報を引き出す技術」、「聴くチカラ」は、どうすれば身に着けることができるか?
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コーディネーター |
下拂 伸一 アベイズム(株) |
パネリスト |
清水 義孝 (株)クレステック
中 奈美 (株)堀場製作所
芳垣 玲子 (株)人材育成社 |
企画担当者 |
植田 昌宏 螢印刷(株)
鷲田 政義 (有)デジックス・システムズ |
企画協力 |
岡 訓仁 アズビル(株) |
ハッシュタグ |
♯人材育成 ♯要件定義 ♯聴くチカラ ♯取材力 |
パ05(総合) |
ブランドにつながる技術情報の提供 |
分類 | ブランド、情報制作 |
対象者 | 管理職、企画担当者 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
ブランド作りは代理店任せの業務ではない。
設計や製造、販売やサービスのそれぞれの段階で意識されたものがユーザーへと届けられるものだ。テクニカルコミュニケーターが制作に関与する情報は、如何にブランドに貢献できるのかを議論したい。
■ディスカッションのポイント
情報制作に関してパネリストのそれぞれの立ち位置と課題を説明いただき、そこから議論に入る。時計の技術情報はそれ自体がブランドと直結している。ブライトリング技術情報の制作はほぼスイス本社が制作・管理している。その中でブライトリング・ジャパンが日本独自の情報提供とサービスをどのように展開してきたかを説明いただく。
ネスレ日本は食品メーカーであったが、ネスカフェバリスタなどの市場投入で一般家電製品のマニュアルを制作するようになった。スイス本社、マーケティング担当部門と情報共有するため、マニュアルは短期間で制作しなくてはならない。ブランドを維持しながら短期間でマニュアルを仕上げた説明をしていただく。
TOTO の製品は、マニュアル不要の衛生陶器時代からウォシュレットへ、さらに、ポンプ内蔵した便器とウォシュレット一体の超節水型製品へと進化、近年はデザインにこだわり抜いたフラッグシップ製品を発売。製品の進化と共に、マニュアルもわかりやすさの探究から始まり、デザイン性含めて進化、製品とマニュアル一体でブランド価値向上を進めている。
三者三様の立場からブランドにつながる技術情報を問うてみる。
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コーディネーター |
清水 義孝 (株)クレステック |
パネリスト |
柿崎 滋 ブライトリング・ジャパン(株)
中曽根 裕平 ネスレ日本(株)
村田 幸一 TOTO(株)
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企画担当者 |
工藤 亜望、間瀬 元 TOTO(株)
吉田 尚弘 パナソニックライフソリューションズクリエイツ(株) |
ハッシュタグ |
#ブランド #技術情報 #アフターサービス #ブライトリング #ネスカフェ #ネオレスト #ウォシュレット #デザイン #グローバル |
パ06(総合) |
マニュアル制作における校正者の適性と育て方 |
分類 | 人材育成、品質管理 |
対象者 | 校正担当者、校正担当者を育成する立場にある人 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
校正作業といっても対象は多岐にわたる。基礎的な知識から専門知識まで校正に必要な要素は多く、それらを身につけていくにはかなりの経験を要する。
教育の立場と実務を担当されている立場から校正者の育成プロセスについて議論する。
■ディスカッションのポイント
・ 校正に求められる品質とは
・ 校正に向いている人材とは
・ 校正に必要な知識とは
・ 校正者を育てるための取り組み
・ 校正の品質を維持していくための取り組み
・ 教育の立場と実務の立場が抱える、それぞれの悩みについて
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コーディネーター |
植田 昌宏 螢印刷(株) |
パネリスト |
木下 彰二 (有)共同制作社
坪岡 淳 マツダエース(株)
吉川 登 大手前大学 |
企画担当者 |
白井 宏三 螢印刷(株) |
ハッシュタグ |
#校正 #校閲 #人材育成 #マニュアル制作 |
パ07(応用) |
続・アクセスデータ解析技術で利用者のニーズを探り改善に活かす! |
分類 | テクノロジー、マーケティング、品質管理 |
対象者 | ビジネス創出、業務改善、領域拡大 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
使用情報の形態が紙からネット配信に変わろうとしている今、ウェブサイト上にある使用情報へのアクセスデータを解析し、利用者のニーズを探り出し、コンテンツや製品の改善につなげようとする新しい試みが始まっている。
本セッションでは、昨年(2018 年)のセッション以降、解析研究会(製品・サポート情報における解析取り組み実務技術研究会)で議論が続けられている「アクセスデータ解析活用ポイント」をベースに、我々テクニカルコミュニケーターが主に携わっているHTML 化した使用情報に関する具体的な運用例を示しながら、そこから得られる知見をどのように我々の業務に活かせるかをディスカッションする。
利用者側で急増するアプリ経由の情報収集なども見据え、もう一歩進んだアクセスデータ解析の手法についてもディスカッションする。なお、本セッションは解析研究会が、一般社団法人ウェブ解析士協会との共同研究で得た知見を整理して提供するものである。
■ディスカッションのポイント
・ 整理しよう:HTML 化した使用情報のアクセスデータ解析を行う上で欠かせないポイント
・ 共有しよう:運用してみてわかったこと
・ 考察しよう:我々の業務にどのように活かせるか
・ 挑戦しよう:もう一歩踏み込むためのアクセスデータ解析
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コーディネーター |
八尾 正弘 (株)堀場製作所 |
パネリスト |
安西 敬介 アドビ システムズ(株)
石川 秀明 ヤマハ(株)
川島 祐介 ソニーマーケティング(株) |
企画担当者 |
TC 協会 製品・サポート情報における解析取り組み実務技術研究会 |
企画協力 |
(一社)ウェブ解析士協会 |
ハッシュタグ |
#Connected Industories #CX向上 |
パ08(総合) |
製品やサービスの向上にAI を活用!
~ AI の基礎を理解して、日々の業務に使いこなそう~ |
分類 | テクノロジー、マーケティング、品質管理 |
対象者 | ビジネス創出、業務改善、領域拡大 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
AI は今や、生活に深く浸透している。しかし、その用語《AI》を正しく理解して、テクニカルコミュニケーターが活用するには、何から始めればいいのだろう。
本セッションでは、ビッグデータ分析やAI をはじめとするIT 技術の、さまざまなソリューションへの展開事例を学ぶ。これからAI を制作現場に導入したい者が、基礎的な知識を吸収できる場としたい。パネリストには技術者の他に、導入を試みている制作会社のディレクター、制作会社と同様に、AI の導入・活用を検討しているメーカーからも2 名を迎える。メーカーからは品質保証や技術部門が登壇する。
■ディスカッションのポイント
・ AI とひとくくりにしている技術の定義は。
・ 気づいていない身近な導入事例とは。
・ 導入を試みた(試みている)結果、どのような問題を体験したか。
・ メーカーは制作会社とともに、あるいは独自に何を目指すのか。
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コーディネーター |
村田 珠美 (株)SCREEN クリエイティブコミュニケーションズ |
パネリスト |
菊地 真奈美 三菱電機エンジニアリング(株)
畠田 浩司 (株)SCREEN アドバンストシステムソリューションズ
松本 憲明 (株)モダン
水野 智仁 (株)ニデック |
企画担当者 |
堀尾 尚史 (株)リコー |
企画協力 |
河野 有希 マツダエース(株) |
ハッシュタグ |
#AI #ビッグデータ #マニュアル作成効率化 #精度向上 #新技術 #技術伝承 |
パ09(応用) |
モバイルとAI が存在感を増す時代へ!TCをリデザインする
~新時代のテクニカルコミュニケーターのリテラシーを考える~ |
分類 | 人材育成、コミュニケーション力、デジタルテクノロジー |
対象者 | マニュアル制作担当者 |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
ネット環境・端末の整備・普及により、人々の情報収集のしかたが多様化し、提供される情報の単位も細分化されつつある。ユーザーは、スマホやタブレットなどで得た、様々な使用説明・コンテンツから、自分だけの知識体系を作るようになった。この変革の中で、TC もまたその形態を変えてゆかなくてはならないのではないか。そのために欠かせないプロセスは、ユーザーの望む形を知るべく、”「解析」「デザイン」「評価」というサイクルをもってユーザーにアプローチし、TC の成果物にフィードバックする” ことだ。このセッションでは、Web Designing 誌とタイアップして業界外から有識者に登壇いただき、外の目線からユーザーが求める製品・サポート情報のあり方を描いていただく。
■ディスカッションのポイント
・ ユーザーを取り巻くネット媒体や情報の伝達の現状~ユーザーが主導する~
・ ユーザーが欲している情報とは~必要なときに、必要な場所で、必要な情報だけ~
・ ユーザーファースト視点、最新のテクノロジーやデザインの見地から製品・サポート情報のあり方を考察する
・ 新時代のテクニカルコミュニケーターのリテラシーを考える
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コーディネーター |
岡 謙治 Web Designing 編集長 |
パネリスト |
安西 敬介 アドビ システムズ(株)
巣籠 悠輔 (株)MICIN
宮坂 祐 (株)ビービット |
企画担当者 |
関口 春菜、蓮沼 規伊子 デジタル総合印刷(株) |
企画協力 |
新生マニュアル策定委員会(Web Designing 誌、TC 協会協力)
黒田 聡 大阪大学CO デザインセンター招聘准教授 |
パ10(総合) |
属人的な仕事を変えるメソッド!
~ TC 業務の生産性を高める働き方改革~ |
分類 | 人材育成・交流 |
対象者 | TC 部門の管理者、リーダー、ディレクター、コーディネーター |
内容 |
■ディスカッションの趣旨
少子高齢化による人手不足を背景に働き方改革が進展している。働き方改革の目指すところは生産性の向上にあり、TC 業務の生産性向上も避けて通れない。
マニュアルを内製で制作しているメーカーでは製品や事業ラインで担当者が固定的になりがちで、仕事の属人化が起こりやすく、個々の生産性が計りがたい。仕事がブラックボックス化したままでは働き方改革もままならない。
このような状況を変えるには、どのような手法や取り組みが有効なのだろうか?本セッションではマニュアル制作現場で日々苦心しているパネリストの事例を参考に、他業界の専門家からヒントを得て、属人的になりがちな要因を抽出・分析し、解決に向けたヒントを探る。
■ディスカッションのポイント
・ 内製マニュアル制作現場の現状と課題
・ 属人的な仕事の定義
・ 属人化に陥りやすい仕事の洗い出しと要因
・ 行動観察の視点による属人化の解決に向けたヒント
・ 属人的な仕事を変える手法と有効性
・ 内製マニュアル制作現場のあるべき姿
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コーディネーター |
安岡 仁之 (株)ヒューマンサイエンス |
パネリスト |
倉田 淳 DMG 森精機(株)
越野 孝史 (合)リアル・アイズ
山口 純治 (株)ダイテック |
企画担当者 |
岡 訓仁 アズビル(株) |
企画協力 |
下拂 伸一 アベイズム(株)
仲谷 幸嗣 (株)トランスワード |
ハッシュタグ |
#内製マニュアル #人材育成 #属人的 #属人化 #蛸壺化 #メソッド #働き方改革 #生産性向上 #全体最適 #多能工化 #行動観察 |
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