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TCシンポジウム2016プログラム詳細

パネルディスカッション【京都開催】

タイトル

★各セッションに下記を記載しています。参加するセッションをお選びの際の参考にしてください。
(総合) 幅広い参加者を想定した内容
(応用) TCの活動領域を広げるための内容
(基本) TCの基礎を学ぶための内容

パ01 明日の産業機器マニュアル
~使用情報の高付加価値化について~
パ02 警告表示や注意喚起をどのようにユーザーに届ける?
~家電製品の安全表記のあるべき姿を考える~
パ03 よく考えてみると、日本語が、英語が見えてくる
~認知言語学を活用した英文ライティング~
パ04 IoT(モノのインターネット)時代の使用説明
~トリセツを意識させずに情報提供を~
パ05 校正技術を向上し、品質アップを図る
~実例から学ぶ失敗しないための校正方法とは~
パ06 電子マニュアルは本当に「○○○」なのか
~ユーザUX 向上 ー視点で見つめ直す電子マニュアルの今とこれから~
パ07 開発工程と連動して品質アップを図る!
~仕様書からユーザードキュメントまで~
パ08 ピクトグラムとインフォグラフィックスの可能性
~言語、年齢に関係なく伝わる表現方法~
パ09 開発イノベーション!3Dプリンター活用の導入
~ものづくりプロセス~情報伝達のスピードアップ~
パ10 Web 解析をどう活かす?!
~解析結果から製品開発・提供サービスの改善へ~
パ11 産業機器マニュアル制作者の育て方
~内製マニュアルの人材育成とスキルについて~
パ12 行動観察によるマニュアル改善とその販促効果

詳細

       
パ01 (応用) 明日の産業機器マニュアル
~使用情報の高付加価値化について~
キーワードプロセス改革    グローバル展開
内容

■ディスカッションの趣旨
使用情報の高付加価値化おいて、欧米では制作工程自動化中心から、製品開発や提供サービス改善へのフィードバックを中心とする段階に移行している。ドイツのIndustrie 4.0、米国のIIC などの潮流を背景に、情報の高付加価値化を意図した使用用語の分類と構造化を推進し、情報解析技術と連携してIoT やIoS を実現しようとしている。文書構造化は日本でも進められているが、その多くは情報の再利用や工程自動化を主対象としており、まだIoT やIoS が求める領域には達していないのが現状である。本パネルでは、日本の産業機器分野における使用情報の課題を整理し、欧州のTC 技術“PI-Klassifikation” を題材として採り上げて、今後取組むべき方向性を議論する。

■ディスカッションのポイント
マニュアルなどの使用説明が次の役割を果たせるようになれば、製品やサービスが提供する顧客にとっての価値をより大きくすることができる。そのためには“ 使用説明情報の高付加価値化”が不可欠だ。高付加価値化実現のための手法について、仮説に基づいて議論するとともに、これからの産業機器マニュアルが取組むべき方向性についても言及したい。 ・ 製品の利用状況分析を製品開発へフィードバック
・ 提供サービスの改善へのフィードバック
・ 多品種/ 小ロットへの対応
・ 15 年を超える長寿命への対応
・ 設計情報との連携
・ グローバル化への対応

■ディスカッションの流れ
1. 産業機器マニュアルの将来像の仮説を立てる
2. 日本の産業機器マニュアルの現状を紹介
3. 欧州の現状を"PI-Klassifikation" を題材に紹介
4. 今後、日本が取組むべき方向性の議論
5. 全機能を網羅する大きなソリューションではなく、課題にマッチするソリューションの検討

コーディネーター鷲田 政義   (有)デジックス・システムズ
パネリスト黒田 聡   (株)情報システムエンジニアリング
田中 幸子   (株)ケイテック
八尾 正弘   (株)堀場製作所  
企画担当者 西田 健男   TC シンポジウム関西実行委員  
企画協力 東原 俊輔   (株)ケイテック  

パ02 (基本) 警告表示や注意喚起をどのようにユーザーに届ける?
~家電製品の安全表記のあるべき姿を考える~
キーワード品質管理   コミュニケーション力
内容

■ディスカッションの趣旨
どのようなマニュアルにも必ず記載されている警告表示や注意喚起。
ユーザーに見てもらう、伝わるためではなくメーカー側の免責のために記載しているだけになっ ていないだろうか?
2015 年10 月に改版された『家電製品の安全確保のための表示に関するガイドライン第5 版』をもとに、ユーザーにとって有益な警告表示や効果的な記載方法を考える。

■ディスカッションのポイント
・ 『家電製品の安全確保のための表示に関するガイドライン第5 版』の改訂内容をもとに、マニュアルへの記載方法を確認する。
・ 警告表示や注意喚起の記載事例をもとにどのようなものがユーザーにとってわかりやすく伝わるものか考える。
・ 製品本体に貼られている警告ラベルなどについて、どのような内容のものをどの場所にどのような形で貼ることが適切か議論する。

■ディスカッションの流れ
1.『家電製品の安全確保のための表示に関するガイドライン第5 版』改訂内容の紹介
2. 警告表示や注意喚起の記載事例
3. テクニカルコミュニケーターがマニュアル改善のノウハウを習得し、改善実施のヒントにする ために


コーディネーター 添田 紀子   パナソニックシステムネットワークス(株)
パネリスト 木谷 千鶴   タイガー魔法瓶(株)
工藤 亜望   TOTO(株)
町田 隆   (一財)家電製品協会
企画担当者 岡本 浩   (有)ユーザーフレンドリー

パ03 (総合) よく考えてみると、日本語が、英語が見えてくる
~認知言語学を活用した英文ライティング~
キーワードコミュニケーション力   グローバル展開
内容

■ディスカッションの趣旨
あなたは、日本語を、英語を本当に理解できているだろうか?日本語と英語の考え方や概念の持ち方を比較、考察することによって、日本語と英語の深層的理解を深めることで、英語の適切でわかりやすいライティングを実現する。
なんとなく、または漠然とこうだろうと思っていた日本語と英語の関係、またはそんな関係などまったく気にしてもいなかったこと ― このパネルでそれがはっきり見えてくる。このパネルに参加することで、明日からは自信をもって英文ライティングに臨めるようになるだろう。

■これだけは知っておきたい、厳選! 10 のポイント
1「. やってもできない」って本当?(コトの捉え方の違い)
 ⇒「開けても開かない日本語、open したら中が見える英語」
2「. お父さんはお前が大事だよ」は“I love you.” か?(モノの捉え方の違い)
 ⇒家庭内の「私」と会社での「私」は役割(社会関係)が違う
3. 敢えて言う.....「~が」は主語でない、「~を」は目的語でない
 ⇒「彼が恋に悩む。向こうに海が見える。木材が川を流れる。列車が2 番線を通過する」
4「. 天気予報を信じよう」と「 あのお店行ったほうがいいよ。」のおすすめの程度は?
 ⇒一般的に起こるコトと、この場で起こるコトの違いを言い分けよう
5「. 色即是空」..... niceなjob と、good な body ってあるの?(相対基準と絶対基準)
 ⇒日本語の形容詞に比較級がない訳を意識しよう
6. 日本語の動き方は副詞で変わる、英語の動き方は語彙で変わる ( 始動と過程)
 ⇒「よちよち歩く、ブラブラ歩く」はtoddle、「なんとなく見る」はlook で、「ちゃんと見る」はsee
7. 師曰く:「訳は写像である。」..... 一対多対応の憂鬱(助詞と前置詞)
 ⇒「彼に」が“to/for/on/against him” に対応するわけ
8. 空気読めよ、目論む日本語。目を見て言って!直截な英語(理由‐ 結果の根拠の表し方)
 ⇒「V1 できるようにV2 します」と“V2 to V1” の対応v 9. “The search for many universes”..... 宇宙もたくさん、何が唯一なのだろう?
 ⇒知識の出所と参照の仕方を考えよう
10「. これはどれで、“a Tuesday” はいつなのか?」(既知と未知表現の違い)
 ⇒ Mr. man に聞いてみよう。

東京開催と京都開催共に同じ内容で実施する予定。


日本語と英語の認識の差

コーディネーター 中村 哲三  (株)エレクトロスイスジャパン
パネリスト 井上 逸兵  慶應義塾大学 教授
佐野 洋   東京外国語大学 教授
企画担当者 小松原 薫  アベイズム(株)

パ04 (応用) IoT(モノのインターネット)時代の使用説明
~トリセツを意識させずに情報提供を~
キーワードUX 向上   創造力
内容

■ディスカッションの趣旨
IoT の言葉の定義自体は広いが、ここでは製品をインターネットにつないで、利用者にトリセツを意識させずに使用説明を提供する方法を指す。
従来の電子マニュアルの延長線では、IoT 時代に期待される効果は得がたい。
本セッションでは、従来の電子マニュアル的議論とは一線を画して、IoT 時代の使用説明とはどうあるべきかを徹底的に議論したい。

■ディスカッションのポイント
2015 年【京都開催】「これからのマニュアルを考える」では、電子トリセツと紙トリセツをとりあげた。今年はトリセツを意識させずに、情報提供する方法を探求したい。
また、使用説明特有の法令・規格要件の存在も直視して、ICT 業界で構築されてきた手法の単純な転用ではすまない事柄にも言及する。

■ディスカッションの流れ
1.「 トリセツ」以外の Web 活用の事例
2. インダストリー4.0 欧州での取り組みイメージ
3. カスタマージャーニー視点の情報提供
4. お客様に寄り添うコンテンツを目指して
5. 実現したいこと
6. 実現に向けての課題とその解決策
7. まとめ


コーディネーター 小松 智   パナソニック溶接システム(株)
パネリスト 黒田 聡   (株)情報システムエンジニアリング
櫻井 修   ソニーマーケティング(株)
中原 司郎   パナソニックエコソリューションズクリエイツ(株)
企画担当者 秋元 有紀   ソニーマーケティング(株)
久米 耕一郎   (株)マイナビ出版
下拂 伸一   アベイズム(株)

パ05 (基本) 校正技術を向上し、品質アップを図る
~実例から学ぶ失敗しないための校正方法とは~
キーワード品質管理   プロセス改革
内容

■ディスカッションの趣旨
校正業務は、品質と直結する重要なポジションである。
現場では、品質を担保していくため、校正技術の向上が求められており、実例から、校正ミスに対しての対処方法を紹介しながら、如何に校正力のスキルアップを図っていくかを議論する。

■ディスカッションのポイント
・ データ流用時に起こるミスの実例紹介と有効な校正方法を考察する
・ 校正ミスを引き起こす「ヒューマンファクター」の解析から、ミス防止につながるヒントが得られるか考察する
・ 校正支援ツールを使用する上で押さえておくべきポイントとは

■ディスカッションの流れ
1. 校正ミスの実例紹介と対処方法
2. 校正支援ツールとマンパワーによる校正の違い、その併用方法
3. 校正力をスキルアップするには
4. 校正ミスの分析からリスクマネジメントを導き出す


コーディネーター 白井 宏三   螢印刷(株)
パネリスト 木谷 千鶴   タイガー魔法瓶(株)
木下 彰二   (有)共同制作社
細田 達幸   パナソニック(株)
企画担当者 森光 和也   オージー技研(株)

パ06 (基本) 電子マニュアルは本当に「○○○」なのか
~ユーザ ー視点で見つめ直す電子マニュアルの今とこれから~
キーワードUX向上
内容

■ディスカッションの趣旨
電子マニュアルの提供は本当にユーザーにとって幸せなのか?
単なる紙の焼き直しやコスト削減の手段になっていないか?過度な装飾やギミックに踊らされていないか?
すでに一般的となった電子マニュアルを、ユーザーの視点に立ち返り、あらためて議論する。そして電子マニュアルが目指す姿をあらためて定義する。

■ディスカッションのポイント
・ 誰のための電子マニュアル?
・ ユーザーゴールとビジネスゴール
・ ユーザー体験全体の中での役割
・ メディア間の誘導、電子マニュアルの中でのナビゲーション
・ “ 電子マニュアルだからと張り切りすぎる症候群”
・ ユーザー視点から見たPDF の価値
・ 「HTML マニュアルは使いやすい」?「PDF マニュアルは安心できる」?

■ディスカッションの流れ
本セッションは予測不能な「生」のディスカッションである。
パネリストにはそれぞれ、情報デザイン、UX デザイン、メーカーの立場から『電子マニュアルは本当に「○○○」なのか』端的に語ってもらう。 ○○○の中身は当日のお楽しみ。
過去の電子マニュアルも例示しながら、電子マニュアルユーザーにとってどうあるべきかを、ときに根源的に、ときに現実的に、ときに情熱的に議論する。

東京開催と京都開催共に同じ内容で実施する予定。


コーディネーター 増山 龍太  ソニーマーケティング(株)
パネリスト 石川 秀明  ヤマハ(株)
坂本 貴史  ネットイヤーグループ(株)
高山 和也  (有)文書情報設計
企画担当者 川島 祐介  ソニーマーケティング(株)
長谷部 雄一  ソニーマーケティング(株)

パ07 (総合) 開発工程と連動して品質アップを図る!
~仕様書からユーザードキュメントまで~
キーワードプロセス改革   品質管理
内容

■ディスカッションの趣旨
ユーザードキュメントの制作には、開発仕様書を情報源または基礎原稿として用いる。開発者が作成する仕様書や設計書を改善していくことで、開発業務自体の効率化を推進するとともに、下流工程となるマニュアルなどのユーザードキュメント制作業務を効率化できないだろうか。
本セッションでは、システム開発文書品質研究会(ASDoQ)と連携して、開発工程からユーザードキュメント制作工程までを見据えた品質改善を検討する。
システム開発文書品質研究会(ASDoQ): システム開発文書の文書品質の定義や測定方法を定めること、開発技術および産業の発達に資することを目的として活動する任意団体。

■ディスカッションのポイント
・ B2B 製品のユーザードキュメントの課題は何か
・ システム開発文書の品質特性とあるべき姿
・ ユーザードキュメントの品質特性とあるべき姿
・ B2B 製品のユーザードキュメントの書き手に求められるリテラシーとは
・ テクニカルコミュニケーターは何を学ぶべきか、開発者は何を提供すべきか
・ 開発者とテクニカルコミュニケーターが協力することは可能か、現実的か

■ディスカッションの流れ
1. ユーザードキュメントおよびその制作プロセスに対する要求の変化
2. ユーザードキュメントへの要求に対する現状のギャップと課題
3. システム開発のプロセスとシステム開発文書の関係
4. システム開発の課題解決に必要なシステム開発文書の品質
5. システム開発プロセスと連動したユーザードキュメント制作プロセスを目指して


コーディネーター 中村 哲三   (株)エレクトロスイスジャパン
パネリスト 老田 秀光   リコークリエイティブサービス(株)
黒田 聡   (株)情報システムエンジニアリング
林 正憲   エプソンアヴァシス(株)
山本 雅基   名古屋大学 教授
企画担当者 森口 功造   (株)川村インターナショナル

パ08 (基本) ピクトグラムとインフォグラフィックスの可能性
~言語、年齢に関係なく伝わる表現方法~
キーワードグローバル展開   コミュニケーション力
内容

■ディスカッションの趣旨
1964 年の東京オリンピックをきっかけに日本でも普及してきたピクトグラム。
半世紀を経て、昨今のインバウンド需要への対応として「言語、年齢に関係なく情報伝達できる方法」、「見てわかる表現」としてのピクトグラム、インフォグラフィックスなどの活用方法について議論する。

■ディスカッションのポイント
グローバル化が進む中、ピクトグラムとインフォグラフィックスは、直感的に分かりやすい、言語の壁がなくなるなどの利点から、多くの人に理解される可能性が高い。たとえば、カメラの絵に禁止マークを付ければ、「ここでは写真を撮ってはいけない」ことが伝わり、言葉で説明するよりも理解が早い。
その反面、使い方を間違えると正しく伝わらないリスクもあるので、正しく意味が伝わるイラストのポイントについても議論する。

■ディスカッションの流れ
1. 電子情報技術産業協会のピクトグラム事例紹介
2. パナソニック「UD ピクト」の各国での理解度調査報告
3. インフォグラフィックスデザインの事例紹介
4. それぞれの応用領域や可能性について


コーディネーター 小松 智   パナソニック溶接システム(株)
パネリスト 岩崎 実   (一社)電子情報技術産業協会
木村 博之   (株)チューブグラフィックス
中尾 洋子   パナソニック(株)
企画担当者 小松原 薫   アベイズム(株)
下拂 伸一   アベイズム(株)
牧田 克彦   (株)リコー

パ09 (応用) 開発イノベーション!3Dプリンター活用の導入
~ものづくりプロセス~情報伝達のスピードアップ~
キーワードダイバーシティ   新事業創出
内容

■ディスカッションの趣旨
3D プリンターは、開発時間の短縮やコストの削減、そしてオーダーメイドカスタマイズ製品対応として、試作モデル作りや生産ラインの製造治具設計などに活用されている。それを、普及・導入するための具体的なアクションは何があるのか?情報共有の議論の場としたい。さらに導入済 メーカーは、お客様への情報提供であるマニュアル制作や販促活動まで拡大されており、単に製造プロセス革命として捉えるだけでなく、商品提供全体の課題解決する方法を探索する。

■ディスカッションのポイント
・ 現状、3D プリンター導入で、実際にどのようなことが行なわれているか
・ 日本の現状、推進体制について
・ 製造ワークフロー、業務効率、導入前後のコスト比較
・ 他部門・他製造業者との中間ファイルや連携手法について
※今回、まず導入のための開発工程の変化・メリットを主にディスカッションする。さらにマニュアル制作や販促活動の効率化を図ることも考察する。

■ディスカッションの流れ
1. 導入の背景、現状の紹介、メリット/ デメリット
2. 開発の時間短縮・コスト低減の目標値(どれぐらい効果があるのか)
3. 経済産業省は、ドイツ経済エネルギー省との間で、IoT/ インダストリー4.0 協力に係る共同声明
4. 需要(求人企業)と供給(人材スキル)のマッチング。大阪3D プリンタービジネス研究会
5. 導入前後のワークフロー比較、マニュアル制作の連携のしかた


コーディネーター 鋤野 英俊   ダイキン福祉サービス(株)
パネリスト 金子 高   (株)リコー
加味 昇   (公財)大阪市都市型産業振興センター
松下 隆   大阪府商工労働部 大阪産業経済リサーチセンター
企画担当者 岸田 竜一   (株)あかがね


パ10 (応用) Web 解析をどう活かす?!
~解析結果から製品開発・提供サービスの改善へ~
キーワードUX 向上   新市場創造・新事業創出
内容

■ディスカッションの趣旨
昨年のパネルディスカッション(注)では、使用情報のWeb 化で意識すべきことを明らかにしたうえで、テクニカルコミュニケーターは積極的にWeb のアクセス解析に関与し、結果を使用情報の企画にフィードパックすること、製品自体の改善など上層へと活動を広げることが必要である ことが結論として得られた。
本年は、使用情報のWeb 化推進に際して重要なカギを握るWeb 解析の解析結果活用法について、仮説を提起しつつ、具体的に議論する。
注: TC シンポジウム2015【京都開催】 パネルディスカッション08
「どうする、どう使う Web 情報のアクセス解析」

■ディスカッションのポイント
Web 解析は主にアクセス数増加を狙うマーケティングツールとして活用されているが、使用情報のWeb 化はこれが目的ではない。Web 解析から得られる情報を、メーカーが提供する技術情報にフィードバックされるユーザー情報のひとつと位置付けて活用できないだろうか。昨年よりさらに議論を進め、具体的に議論したい。
・ 前提 アクセス数増が主目的ではない(極論としては使用情報を見なくても使える製品を目指す)
・ 仮説1 お客様動向情報の収集
・ 仮説2 リプレースの獲得

■ディスカッションの流れ
1. 使用情報のWeb 化で意識すべきことのおさらい
2. 使用情報や製品利用状況・提供サービス向上のためのWeb 解析の可能性
3. 仮説に基づくディスカッション


コーディネーター 石川 純代   (株)堀場製作所
パネリスト 黒田 聡   (株)情報システムエンジニアリング
中原 司郎   パナソニックエコソリューションズクリエイツ(株)
仁村 一利   アドビシステム(株)
企画担当者 中 奈美   (株)堀場製作所
西田 健男   TC シンポジウム関西実行委員
水口 実   フジ印刷(株)
鷲田 政義   (有)デジックス・システムズ

パ11 (総合) 産業機器マニュアル制作者の育て方
~内製マニュアルの人材育成とスキルについて~
キーワード人材育成・交流   リーダーシップ
内容

■ディスカッションの趣旨
産業機器マニュアルの制作には、専門的な分野や製品に関する知識が必要なので、内製で対応するメーカーが多い。しかし、マニュアル制作者の人材開発においては、社内研修でテクニカルコミュニケーション(TC)に関する体系的な教育はほとんどなく、社外研修やマニュアル制作部門独自のOJT に任せているのが現状である。本セッションでは、内製マニュアル制作者の育成方法に注力し、業務継承や組織パフォーマンスを高めるための各社の取り組みをもとに共通的なメソッドを探る。

■ディスカッションのポイント
・ 制作者の資質、バックグラウンド(理系 vs 文系、設計者 vs ライター)
・ そのメリット/ デメリット
・ 習得すべき知識、スキル
・ 育成方法(社外研修 vs OJT)
・ 内製で育むべき要員とその価値の源泉

■ディスカッションの流れ
1. それぞれの企業の実情を紹介し、マニュアル制作者の資質や業務経験などを整理し、メリット/デメリットについて議論する
2. 資質や実務経験に応じて求められるスキルとその育成方法について議論する
3. 組織パフォーマンスを高める取り組みや効果的な手法を探る


コーディネーター 安岡 仁之   (株)ヒューマンサイエンス
パネリスト 久保田 正   アズビル(株)
小林 康子   パナソニック溶接システム(株)
中 奈美   (株)堀場製作所
企画担当者 石川 純代   (株)堀場製作所
岡 訓仁   アズビル(株)
小松 智   パナソニック溶接システム(株)

パ12 (応用) 行動観察によるマニュアル改善とその販促効果
キーワードUX 向上
内容

■ディスカッションの趣旨
従来のユーザビリティーテストとは違う、行動観察を使ったマニュアル改善の実例とポイントを紹介する。続いて、行動観察が元々生かされていたマーケッティングとの親和性を生かし、それをマニュアルに生かす方策を議論する。

■ディスカッションのポイント
行動観察の紹介とそれに基づくマニュアルの改善実例を紹介。
ユーザビリティーテストとの違い、ペルソナの作り方、観察者の役割・能力などを議論する。
続いて、行動観察がマニュアルを如何にマーケッティングよりなものにできるかを議論する。

■ディスカッションの流れ
1. 行動観察とこれまでのユーザビリティーテストとの違い
2. Wi-Fi ルーターマニュアルの改善実例
3. コーヒーメーカーマニュアルの改善実例
4. 改善のポイント
5. マーケッティングツールとしての行動観察とマニュアル


コーディネーター 清水 義孝   (株)クレステック
パネリスト 海老原 利恵   (株)オージス総研
越野 孝史   リアル・アイズ
中曽根 裕平   ネスレ日本(株)
企画担当者 大西 浩司   パソナ・パナソニック ビジネスサービス(株)

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