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TCシンポジウム2016プログラム詳細

基調講演


基調講演【東京開催】



はまぐち 秀ひで

monogoto CEO,
Ziba Executive Fellow

■プロフィール
京都大学卒業後、松下電工(現パナソニック)に入社。研究開発や全社戦略投資案件の意思決定分析担当などを経て、1998 年に米国のデザインコンサルティング会社Ziba に参画。 USB フラッシュメモリなど様々なコンセプト作りをリード。パナソニック電工(株)新事業企画部長、パナソニック電工米国研究所(株)の上席副社長、米国のベンチャー企業のCOO などを歴任。 2009 年Ziba にDirector of Strategy としてリジョイン。2013 年、Ziba のエグゼクティブフェローを務めながら、自身の実験会社「monogoto」をポートランドに立ち上げ、ビジネスデザイン分野にフォーカスした活動を行っている。
東大i.school エグゼクティブフェロー、慶応大学SDM 特別招聘教授、京都大学デザイン学特命教授、大阪大学医学部招聘教授、ドイツRedDot デザイン賞審査員。

テーマ

 テクニカルコミュニケーションのバイアス

講演概要

取扱説明書はその製品やサービスの使いかたがわかり、カタログは機能や特徴がわかるようになっています。 サポートサイトはトラブル時の対処法を提供していて…このように、それぞれはお客様にとって役立つように作られており、一定の役割を果たしています。

しかし実際は、カタログで「この機能を使ってみたい」と思った期待が取扱説明書を読むことにつながり、それ以上の情報を求めてWeb サイトを探してみる、といった一連の行動になっています。同時に製品も変わってきています。 ネットワークにつながり、アプリケーションを介して製品の楽しみかたをどんどん拡げていくことが当たり前になり、可変的な情報提供の必要性が高まっています。

このような状況下、私たちは従来の「取扱説明書」の枠を超えて、隣り合うコンテンツ同士をよりタイムリーかつシームレスにつなぐことにより、お客様にもっと心地よいコミュニケーションを提供していく必要があるのではないでしょうか。

本講演では、様々なビジネス分野における固定観念(バイアス)を崩してイノベーションを起こし、世界的なビジネスデザイナーである濱口秀司氏に登壇いただきます。 濱口氏の「バイアスを崩す」の意味は、単なる発想の転換や突飛なアイデアを出すことではありません。 ソニーのAIBO を例に濱口氏曰く、「『ロボットが人間を助ける』という自分たちが持っているバイアスを逆向きにし、『人間がロボットを助ける』にした商品。だからおもしろい!」

USB メモリの開発などご自身の取り組みも交えながら、「取扱説明書」の枠に囚われない発想とは何か、それをどう生み出していくのか、そのためには何が必要なのかを語っていただきます。

同時通訳あり   日英


基調講演【京都開催】



本田 幸夫氏

大阪工業大学教授
アルボット(株)代表取締役

■プロフィール
1956 年生まれ。
1980 年デンソー入社。
電装製品の設計を担当後、1989 年パナソニック入社。 高効率モータ、サービスロボットの研究・開発・事業化を担当。2001 年〜2003 年マレーシア松下モータ株式会社経営責任者。2012年退職。
2013 年より大阪工業大学工学部教授、大阪大学大学院医学研究科招聘教授、産業技術総合研究所技術移転ベンチャーアルボット株式会社代表取締役、日本医療研究開発機構PS、現在に至る。

テーマ

テクノロジーとコミュニケーションが奏でるロボットのある暮らし

講演概要

近い将来ロボットが私たちの生活の一部になくてはならない存在になるでしょう。現在でも、ロボットテクノジーは生活シーンで生かされています。ロボット型掃除機やペッパーなど身近なところから、ドローンや自動運転の車も技術としては揃ってきています。
さらに、超高齢化社会においては、医療や介護の現場での課題を解決するにあたって、ロボットテクノロジーは必須になってきています。
ただ、現状のロボットテクノロジーの製品やサービスは本当に使いやすくなっているのか。
取説の枠にこだわらずとも、ロボットの使用情報はユーザーに伝わるのだろうか。
IoT の時代にユーザーに取説を意識させずに「使用情報」を提供するかたちはないだろうか。
ロボットが生活の一部になるには、テクノロジーとコミュニケーションがほどよく共奏することが大事ではないだろうか。
本講演では、介護ロボット、サービスロボットの分野の研究者であり「ロボット革命」の著者にロボットのテクノロジーの進化と将来についてお話していただきます。