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TCシンポジウム2014プログラム詳細

事例・研究発表

タイトル

発01 機械翻訳の導入とプロセス
~機械翻訳を使いこなすためのフローデザイン~
発02 マニュアル制作に DITAを採用するためのマイルストーン
発03 翻訳における読者分析の重要性
発04 今後のマニュアルに必要な観点
~マニュアル評価の視点から考えるポイント~
発05 実証検証 機械翻訳 (MT)実用度チェック
~翻訳のスピードアップと多言語拡大に MT導入は効果があるか?~
発06 接続詞を考察する
~表記はひらがな?漢字?接続詞で短文化~

詳細

発01 機械翻訳の導入とプロセス
~機械翻訳を使いこなすためのフローデザイン~
内容

機械翻訳の導入が業界内で進んでいるが、これまではQ&Aやチャットへの応用が中心であり、マニュアルへの使用には不向きであるとされてきた。確かに、機械翻訳エンジンをただ使用するだけでは、マニュアルとして実用レベルの品質にすることは困難である。しかし、各エンジンの特徴を踏まえたうえで、対象言語や分野に応じて適切なエンジンを選定し、プリエディットおよびポストエディットを適切に実施することによって、マニュアル翻訳においても人による翻訳と同等の品質を得、なおかつコスト削減を図ることは十分に可能である。
いかにして機械翻訳を使いこなし、マニュアル翻訳において高い品質を実現できるフローをデザインできるか、実例を用いて検証し、証明する。

発表者 本多  秀樹、德田 愛、澤田 祐理子 (株)ヒューマンサイエンス
形式 研究発表

発02 マニュアル制作に DITAを採用するためのマイルストーン
内容

JAPANDITAInterestGroup(JDIG)では、2014年8月からDITAまたはCMSを導入してドキュメント制作を進めているメンバーで研究会を実施している。また、海外事例や海外SIGの情報に関する共有、ディスカッションも行っている。DITAを採用して、マニュアル制作するためのポイントを提供する。
1. 目標と計画、スケジュール立案
2. ツールの選定のポイント
3. 情報設計、コンテンツの整理
4. 役割と制作フローの見直し
5. 便利なツール類、サービスの活用
6. 翻訳、多言語展開のポイント
7. トピックライティング教育
8. 評価
上流工程も含めた、ドキュメント作成、運用、発行のあり方を提示し、参加者を含めたディスカッションをする。

発表者 関根 哲也、高橋 慈子、樋川 恭平 JAPAN DITA Interest Group
形式 研究発表

発03 翻訳における読者分析の重要性
内容

読者分析(AudienceAnalysis)はTCにとって最重要項目であり、翻訳もTCの一つであると考えれば、訳文の読者を分析することは重要な課題となる。ところが、実際には、ターゲットとなる読者像が明確に示されず、方向性が見えない場合も皆無ではない。本発表では、まず、先行する文献を参考に、読者分析の重要性を見直し、その詳細を解説する。次に、読者分析の観点から、表現と記述内容の両面について、英日と日英の翻訳例を検討する。最後に、適切な読者分析が訳文品質の向上とコストの削減に繋がる可能性を示唆する。

発表者 森口 稔 長浜バイオ大学
形式 研究発表

発04 今後のマニュアルに必要な観点
~マニュアル評価の視点から考えるポイント~
内容

マニュアル制作に携わっていても、「優れたマニュアルとはどのようなマニュアルか」「どのような観点でマニュアルを良くしていけばよいか」を見極めるのは容易ではない。また、今後のマニュアル制作においては、多言語展開や機械翻訳を意識したライティング、様々なデバイスや新技術に対応したデータ管理方法など、押さえておかなくてはいけないポイントが多様化してくる。そのように変化する流れの中で、マニュアルの品質を向上させるために、どのような観点でマニュアル制作・改善を考えていけば良いか。今回は、新時代のマニュアルで必要とされるポイントについて、マニュアル評価事業(サービス)で培ってきたノウハウをもとに紹介する。

発表者 安田 純、米倉 裕基、丸山 茂之 (株)ヒューマンサイエンス
形式 研究発表

発05 実証検証 機械翻訳 (MT)実用度チェック
~翻訳のスピードアップと多言語拡大に MT導入は効果があるか?~
内容

昨今のインターネット普及、タブレット浸透によりユーザーの期待値は、製品サイクルよりもずっ と短いサイクルでの最新情報を求めている。コールセンターや、SNS等を通じた顧客からの問合 せは全世界で発生し、特に製品の不具合情報や回避策を全世界でスピーディに把握、提供するた めには、母国語への翻訳は重要である。
一方、翻訳対象となる一つ一つの情報は文や節レベルといった比較的短いものと予想されるが、 大量数が日々発生するため、これまでの翻訳体制では、新たなニーズに応えることは困難と予想 される。そこで、機械翻訳 (MT)を導入することにより、コストをおさえながら、翻訳のスピード アップと翻訳対象の拡大を図れないか期待が集まる。
機械翻訳は、その品質を心配する向きもあるが、一方そのスピード性は大きな魅力である。翻訳 品質については、翻訳システムに対する調整を繰返すことにより品質の向上をめざす。そこでは これまで企業に蓄積されたターミノロジーや TMを活用して翻訳システムを調整し、自社の特性 にあった翻訳システムを構築することが可能となっている。
本セッションでは、実際にエンタープライズレベルで使用できる機械翻訳の実力を、実証実験の 結果から報告する。翻訳品質を高めるためにどのようなアプローチが可能であるか?また、既存 翻訳業務プロセスにおいてどのような形で連携させ、導入することが良いかの考察を行った。 今後、機械翻訳の導入を検討する場合の有効な資料となるであろう。
(検証協力 :株式会社情報システムエンジニアリング)

発表者 中村 哲三 (株)エレクトロスイスジャパン
Enoue Satoshi SYSTRAN Software, Inc.
LEE(イ・ガヒョ ン) Hansem EUG
形式 事例発表

発06 接続詞を考察する
~表記はひらがな?漢字?接続詞で短文化~
内容

2009年の研究発表『「ください /下さい」の使い分け』(発01)、2010年の『助数詞の「ka」の表記法』(発01)、2012年の『ら抜き言葉の考察』(発04)、2013年の『句点と閉じ括弧の考察』(発08)に続き、今年は「接続詞」についての考察です。接続詞の定義。
andを意味するオヨビは「および」と「及び」のどちらで表記するのが良いのか。orを意味する「または /又は」「もしくは /若しくは」「あるいは /或いは」などの使い分け。
短文化を可能にする手段としての接続詞の効用などを考察します。
マニュアル文を書くときの参考にしてください。

発表者 貝島 良太 (有)アトリエ・ワン
形式 研究発表

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