• TCシンポジウム
  • 日本マニュアルコンテスト
  • 関連リンク集

[print]

TCシンポジウム2012プログラム詳細

事例・研究

タイトル

発01 決着!?画面校正 VS 紙面校正
画面校正効率化に向けた実証実験
発02 Global English Writing®のご紹介
簡潔な英文による機械翻訳の実現の事例
発03 DITA事例から語るTCの未来
DITAとインテリジェントコンテンツ戦略
発04 ら抜き言葉の考察する
あなたは「食べれる」派?「食べられる」派?
発05 IT取扱説明書制作システム
執筆から翻訳、版下PDF作成まで
発06 制作工程改革が決め手
ユーザビリティ向上とコスト削減を両立する
発07 非英語圏地域での英文TW養成
英文TWの採用と教育、現実と未来
発08 テクニカルコミュニケーターは専門家か?
発09 日本語提題表現の書き換え規則とその評価
発10 テクニカルコミュニケーションに役立つデジタル・ドキュメント技術動向
文書の作成、管理、配布、アーカイブ

詳細

発01 決着!?画面校正 VS 紙面校正
画面校正効率化に向けた実証実験
内容 ここ数年、パソコンや携帯電話だけでなく、テレビやカメラでもマニュアルの電子化が進んでいる。スマートフォンの普及とともに白物家電のマニュアルも電子化が進むのではないかと思われる。
一方、マニュアルを制作する環境は、そのマニュアルのユーザー層に関係なく、以前からDTPソフトを使って編集されていることから、すでに電子化されている。
しかしながら、制作現場は相変わらず紙であふれかえっていないであろうか?入力作業はパソコン画面上で行っても、校正だけはプリントアウトしないと不安だと考える人が多いのではないか?
この心理が客観的事実に基づいているのかを調べるために紙媒体と電子媒体を使って、どちらの校正のほうがミスを多く見つけるか被験者実験を行った。
発表者 深谷 拓吾 国際電気通信基礎技術研究所
水口 実 フジ印刷(株)
形式 事例発表

発02 Global English Writing®のご紹介
簡潔な英文による機械翻訳の実現の事例
内容 日本のグローバル製造業の多くは、製品マニュアルの多言語化をおこなっているが、多くは日本語 → 英語化 → 多言語化の手順を踏んでいる。そのため、マニュアルの英語化は避けて通れない。
反面、従来は市場の大半が米国など英語圏ということで、英語ネイティブ好みの英文が重要だった。しかし、現在では、アジアなど他地域のシェア増加により、英語非ネイティブ向けの「簡潔な英文」による翻訳の需要が増えている。
また、「簡潔な英文」であれば機械翻訳(自動翻訳)の精度が飛躍的に向上し、納期短縮など効率的な多言語翻訳が可能になる。今回、アイタス独自のスタイルガイドGlobal English Writing®を活用した機械翻訳実現の事例を紹介する。
発表者 関口 洋 (株)アイタス
形式 事例発表

発03 DITA事例から語るTCの未来
DITAとインテリジェントコンテンツ戦略
内容 経験豊かなDITA実務者としての立場から、DITA情報アーキテクチャを基盤とする新しいテクニカルコミュニケーションの方向性をひも解きます。
トピックライティング、ダイナミックパブリッシング、ソーシャル化、スマートフォーンへの展開、メタ情報、CCM、HTML5など、現在の最新の情報技術、情報開発の視点から実例を交え、わかりやすく、企業やテクニカルコミュニケータにとってのインテリジェントコンテンツ戦略の重要性を紹介します。
発表者 関根 哲也 インフォパース(株)
形式 研究発表

発04 ら抜き言葉の考察する
あなたは「食べれる」派?「食べられる」派?
内容 2009年の研究発表(発01)での『「ください/下さい」の使い分け』、2010年の研究発表(発01)での『助数詞の「ka」』に続き、今年は可能の意味を表す場合の動詞の「ら抜き」表記についての考察です。動詞の「ら抜き」の表記は、たとえ会話では許されても、マニュアルなどの正式文書では許されません。「食べれる」は「食べられる」に、「見れる」は「見られる」に直すのが正しいのですが、「書ける」は「書けられる」とはしません。どのようなときに「ら」を入れたり抜いたりすればよいのかの簡易判別法を教えます。この簡易判別法をあなたのマニュアル表記にぜひお役立てください。
発表者 貝島 良太 (有)アトリエ・ワン
形式 研究発表

発05 IT取扱説明書制作システム
執筆から翻訳、版下PDF作成まで
内容 当社の電話関連事業においては、世界の数多くの国々に電話関連商品を輸出し、世界各国の皆様にご愛用いただいているが、取扱説明書では、実に40言語以上に及ぶ言語で制作している。2008年のTCシンポジウムでは、PBX(小中規模 構内電話交換機)取扱説明書の12ヶ国語同時展開実現のための取り組みをご紹介させていただいた。今回は、前回紹介したIT取扱説明書制作システム(PIXS: Panasonic Integrated XML System)にWeb執筆ツールなどを追加し、システムとしてのクラウド化が完成した。その取り組みについてご報告いたします。
本システムの特徴は、次の3つに要約される。
1. 多言語展開を得意とする、XMLをベースとしたクラウドシステムサービスの構築
2. ベース言語(日本語、英語)執筆、独自翻訳支援ツールによる英語からの各国語翻訳、そして版下出力(PDF)までを1クラウドシステムで構築
3. 製品表示文章データベースとの連動による用語管理の効率運用と自動反映
発表者 吉川 勝 パナソニック システムネットワークス(株)
形式 事例発表

発06 制作工程改革が決め手
ユーザビリティ向上とコスト削減を両立する
内容 取扱説明書への記載事項が増加の一途をたどる一方で、ライティングにおいては文字数削減とコスト削減が強く求められています。
開発者は製品情報を広範囲にわたって記述する傾向がありますが、この情報にはユーザーに関わりのないことが多く、理解する上での障害にすらなります。これを改善するには、製品開発の段階からユーザー視点での参加が必要となります。
また、ライターとデザイナーの連携を強化することによって、理解しやすく視覚的に訴求力のある説明書を創りだすことができます。
しかも、ユーザビリティの向上効果だけでなく、印刷や翻訳のコスト削減も徹底的に追求できます。IT技術の進歩がこれらの工程改革と工程自動化の両立も可能にしました。
事例紹介では、文字数をどのように削減できるのか、説明書の作成工程におけるユーザビリティテストの効果について、そして工程自動化の工夫について解説します。
発表者 田中 千代 (株)エレクトロスイスジャパン
マルコス エーリッヒ (株)エレクトロスイスジャパン
形式 事例発表

発07 非英語圏地域での英文TW養成
英文TWの採用と教育、現実と未来
内容 日本語と韓国語は構造的に似ているが、この二つの言語は英語とは構造が大幅に異なっている。私たちはだいたい私たち自身の言語で制作された文書と翻訳された文書の違いにすぐ気がつく。言語の構造が異なって翻訳した文書と対象言語に作成した文書の言語の品質が同じではないからだ。翻訳した文書より制作した文書の品質が言語の品質としては優れているが、非英語圏地域で最初から英語で制作するマニュアルを作り出すのは簡単な事ではない。私たちはどうして英文マニュアルを開発できるテクニカルライターを養成するか、韓国市場の英文マニュアル開発に対する需要、英文マニュアルライターの採用と教育、現場で感じる限界点と今後の方向性に対して私たちの考えを、私たちが体験している事例をベースに共有しようと思う。
発表者 KIM, Yang Sook HansemEUG Inc.
HA Ji-young HansemEUG Inc.
形式 事例発表(日本語での発表となります。)

発08 テクニカルコミュニケーターは専門家か?
内容 日本では、「テクニカルコミュニケーション」という言葉がまだ広く社会的に認知されていない。TC学科を持つ大学はないし、理論的な概説書も出版されてない。メーカー内部でも不況のあおりを最も受けやすい部門と言われる。このような状況を考えたとき、テクニカルコミュニケーターは、はたして、一つの「専門家」と呼べるのだろうか。本発表では、専門家としての条件を、知識と技能、教育訓練、法律に基づいた資格、社会的評価と収入、決定権の5つの観点から捉え、いくつかの他の専門的職業を概観した後、テクニカルコミュニケーターが専門家と呼べるかどうかについて考える。
発表者 森口 稔 フリーランス
形式 研究発表

発09 日本語提題表現の書き換え規則とその評価
内容 本稿では、製品取扱説明書に頻出する文型である提題表現を、公共的(万人向け)表現としての意味の伝達の観点から、文章改善する(曖昧性を減らす)ために書き換える規則を提案する。提案する書き換え規則の評価実験を行い、書き換え規則を用いて表現を変えた文では、提題表現部分の解釈の曖昧性が減少することが分かった。日本語表現としての自然さの評価も併せて行った。曖昧性の減少と表現の自然さにおいてトレードオフの点があることが確認された。
発表者 猪野 真理枝 東京外国語大学
桑野 裕康 パナソニック(株)
佐野 洋 東京外国語大学
形式 研究発表

発10 テクニカルコミュニケーションに役立つデジタル・ドキュメント技術動向
文書の作成、管理、配布、アーカイブ
内容 近年、企業や政府・自治体では、高度化・多様化・グローバル化するサービスや製品に関連する大量かつ複雑な情報や多言語化したコンテンツを、読み手に応じてわかりやすく伝達するニーズが高まっています。情報処理学会デジタルドキュメント研究会(DD研)ではさまざまな観点から、こうした文書作成への新たなニーズを探るシステム、手法、標準化、教育などをテーマに研究、議論してきました。
本発表では、DD研で取り上げてきた中から、コンテンツ管理システム、校正管理ツール、情報アーキテクチャ、構造化文書処理などの文書の作成、管理、配布を中心に、情報処理技術の動向を紹介いたします。
発表者 今村 誠 三菱電機(株) 情報技術総合研究所
高橋 慈子 (株)ハーティネス
形式 研究発表

このページのトップへ戻る