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TCシンポジウム2012プログラム詳細

プレゼンテーション

タイトル

01 Author-itのご紹介
トピック指向文書作成・管理・出力の新製品
02 DTPスキルをWebスキルに移行しよう!
Adobe Creative Suite 6の活かし方
03 ロングテール"言語
新興国の希少言語への対応戦略
04 ProofChecker PROとpdfToolboxのご紹介
2種のツールで効率よく正確なデータ作成
05 和文校正支援の定番ツール!
InDesign/AcrobatでJust Right!をフル活用
06 FrameMaker関連情報発信第2弾:
FrameMakerとRoboHelpの最新情報
07 テクニカル・コミュニケーション・スイート
最新版を利用して生産性を向上
08 軽量3DデータXVLで効率的にイラスト作成
3Dデータから高品質イラスト作成、大幅なコスト削減を実現
09 多言語ドキュメント作成のスピードアップ、コスト削減
部品(モジュール)単位での編集による取扱説明書/整備解説書の製作効率化事例
10 Transitでの字幕 翻訳
TMツールを活用 した字幕テキストの翻訳

詳細

01 Author-itのご紹介
トピック指向文書作成・管理・出力の新製品
発表者 本多 利光 アイ・ディー・エー(株)
内容

「Author-it Cloud 6」(オーサイット・クラウド6)は、Author-it Software Corporation(本社ニュージーランド)が開発した、トピック指向のオーサリング・コンテンツ管理・パブリッシングの統合ソフトウェアです。
欧米を拠点とするグローバル企業を始め、3500社以上の導入実績があります。
多言語ドキュメントの制作・管理で問題を抱えている、マニュアルご担当者、海外販促ご担当者は「Author-it Cloud 6」によって、多言語の多様なドキュメントを一元的に管理・制作することができます。

■「Author-it Cloud 6」の主な特長と利点
・ トピック指向オーサリング、コンテンツ管理、パブリッシングが一つに統合されています。
・ 一か所の変更作業で、共通する全てのコンテンツを瞬時に更新できます。
・ 既存コンテンツの再利用が最大限に行えます。
・ 国内・海外の複数拠点から同時アクセスによる協働が可能です。
・ Microsoft Word同様の直観的なUIが備わっており、XMLの知識が無くても、誰でも操作できます。
・ 同一コンテンツをPDF、ヘルプファイル、WORD、PowerPoint、HTML、XMLなど多様な形式、レイアウトに出力可能です。
・ 視覚的な進捗管理とユーザー権限設定機能。
・ 修正履歴の保存機能。
・ 多言語対応の翻訳管理機能(Tradosとの連携も可能)。


02 DTPスキルをWebスキルに移行しよう!
Adobe Creative Suite 6の活かし方
発表者 阿部 成行または西山 正一 アドビ システムズ(株)
若山 陽介 (株)情報システムエンジニアリング
内容

昨年のTCシンポジウムのプレゼンテーションセッションでは、シンポジウムのプログラムをスマートフォン、タブレット端末向けコンテンツに変換するプロセスを紹介。InDesign CS5.5でレイアウトしたデータをhtml書き出し、Dreamweaver CS5.5に取り込んでマルチスクリーン対応させるソリューションを提案しました。昨年の段階ではCSS3の知識がある程度必要で、しかも手作業でタグを追加する必要もありました。

しかし、今年5月にリリースされたAdobe Creative Suite 6に含まれるDreamweaver CS6では、WISYWIGで「レスポンシブル」なデザインが検討できるようになっています。Web用途への機能が強化されたInDesign CS6と連携させることで、レイアウト・オーサリングのワークフローがさらに強力になりました。新登場アニメーション作成ツールEdgeなどと組み合わせることで、従来Flashで作成していたWeb向けのコンテンツまでもそのターゲットに含めることが可能となっています。
Web系ツールへの入り口としてAdobe Creative Suite6をご活用いただき、スマホ・タブレット端末時代に対応した新しいタイプの使用説明情報の企画や作成のお役立ていただければ幸いです。

この商品紹介セッションは、TC協会創設20周年記念イベントの特別企画セミナー「スマホ・タブレット端末時代のマニュアル制作環境はどうなる!?」の内容を掘り下げ、具体的なサンプル、ワークフロー、オペレーションなどを提示しながらツールの機能を詳しく紹介するものです。




03 ロングテール"言語
新興国の希少言語への対応戦略
発表者 小笠原 大介 ライオンブリッジジャパン(株)
内容

ローカリゼーションの世界で、FIGS (French, Italian, German, Spanish) と言っていたのは遠い昔、昨今の新興国の目覚ましい発展によりローカライズ対象言語は飛躍的に広がりました。Thomas L. Friedman のベストセラー「The World is Flat」から 7 年、Byte Level Research の毎年の「The Globalization Report Card」レポートで、サイトが展開されている言語の "平均" 数が 20 言語を超えてからすでに 5 年が経過しました。Top 10 のサイトでは、対応言語数は 40 言語を優に超えています。

スペイン語などの類似言語 (European Spanish と Latin Spanish) 、東欧言語、中国、韓国以外のアジア言語、さらにはインドの現地語など、どこまで対応するべきか企業のローカリ担当者は頭を悩ませているのではないでしょうか?

ロングテール言語とは、弊社で定義している概念であり、ロングテール理論を言語の世界に当てはめると、新興国の小数希少言語を意味しています。
このプレゼンテーションでは、これからの言語展開を考える上で基礎となる、ロングテール言語についての情報とライオンブリッジの取り組みをご紹介します。



04 ProofChecker PROとpdfToolboxのご紹介
2種のツールで効率よく正確なデータ作成
発表者 前田 政俊 (株)Too
内容

PDFに関する2種類のソフトウェア、ProofChecker PROとpdfToolboxのご紹介をさせていただきます。
Proof Cheker PROは、校正前後のPDFでの正確かつ綿密なデジタル校正を実現します。
特に、旧版からの新版作成や、多カ国語版のマニュアルの制作現場でご利用いただいております。
ソフトウェアの機能紹介と期間限定で利用したい、複数本を一年間だけ利用したい等の校正現場の様々なご要望にお答えする、新製品 仮称 Proof Chekcer PROのレンタルサービスをご紹介させていただきます。
pdfToolboxは、ドイツで開発されたPDF編集ツールです。その技術力の高さはAdobe社にも認められ、AdobeAcrobatにプリフライトなどの機能をライセンス提供しています。PDFデータの編集をより簡単に実現できるツールです。
プリフライトチェック機能だけでなく、簡単な操作でOFFICEファイルから印刷用PDFにすばやく変換し、印刷、Web用など、様々な用途に使用されるPDFを最適化する方法などをご紹介いたします。



05 和文校正支援の定番ツール!
InDesign/AcrobatでJust Right!をフル活用
発表者 関 雅代 (株)情報システムエンジニアリング
内容

「Just Right!」は、誤字脱字、表記ゆれ、あいまいな修飾表現などを幅広くチェックできる和文校正支援ツールです。校正辞書をカスタマイズして、独自のチェック項目やルールで校正することが可能です。用語統一にも活用できるので、翻訳品質管理を目的とする翻訳元和文原稿のテクニカルタームの統一に効果的です。

このJust Right!を、InDesignやAcrobatから直接使えるようにしたのが「Just Right!連携プラグイン」です。連携プラグインを使うことで、InDesignデータやPDFに対して、直接校正作業がおこなえるようになります。

文章校正後の指示書作成、修正指示の反映、そして反映チェックの工程でも、連携プラグインを使えば、一括注釈付与、一括反映、一括チェックがおこなえるので、一項目ずつ、一箇所ずつおこなっていた注釈付与や修正反映の時間をぐっと短縮することができます。しかも、該当箇所をきちんと確認した上での一括処理なので、不要な変更を加えてしまう心配もありません。
また、修正内容をあらかじめ校正辞書に登録しておけば、選択するだけで修正入力できるので、指示ミスや反映ミスを防ぎつつ、作業の手間を省くことができます(下図参照)。

今回の発表では、連携プラグインを使った制作作業効率UPの実例をご紹介します。
・誤字脱字の検出や表現統一に活用する
・テクニカルタームの統一に活用する
・PDFを利用した校正作業に活用する
・スタイルガイドの組織的運用を実現する(応用例) ほか



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06 FrameMaker関連情報発信第2弾:
FrameMakerとRoboHelpの最新情報
発表者 加藤 徳義 アドビシステムズ(株)
Saibal Bhattacharjee,Adobe Systems
Tom Aldous,Adobe Systems
内容

アドビのテクニカル・コミュニケーター向け製品の最新情報をご紹介いたします。
誕生して25年を超えるFrameMaker、20年を超えるRoboHelpは、世界の多くのユーザー様にご利用いただいていますが、時代の変化に対応して、ますます進化を続けています。
FrameMakerは、最新のXML/DITA1.2をネイティブにサポートし、構造化されたXMLコンテンツを制作できるとともに、Microsoft Wordなどで過去に作成され蓄積されてきた非構造化文書を構造化したXMLコンテンツに簡単に移行することができます。
また、役割ごとのユーザー視点での見やすさ、使いやすさを追求しています。
レビュー用PDFの作成や連携、RoboHelpとのシームレスなCMSとの接続も用意されていますので、企業やチームの生産性向上に役立ちます。
ヘルプ作成とパブリッシングのツールであるRoboHelp最新版では、最近急速に拡大している各種のモバイルデバイスへのパブリッシングにも対応します。また、作成済みの従来のヘルプを、ソーシャルメディアにつながれた次世代のユーザー支援に変換する強力な機能も用意されており、シングルソース化を加速できます。
複数の作成者や複数のレビュアー間でのワークフローを合理化して、生産性の向上、市場投入期間の短縮が期待できます。
当セッションでは、アドビの製品開発部門より、製品開発責任者が来日して、詳細をご紹介させていただく予定です。



07 テクニカル・コミュニケーション・スイート
最新版を利用して生産性を向上
発表者 加藤 徳義 アドビシステムズ(株)
Saibal Bhattacharjee,Adobe Systems
Tom Aldous,Adobe Systems
内容

Adobe Technical Communication Suiteには、XML/DITAの構造化文書や非構造化文書のオーサリングツールであるFrameMaker、ヘルプ作成やさまざまなメディアやデバイスへのパブリッシュができるRoboHelp、動画などでドキュメントに魅力を与えるCaptivate、高度なドキュメント作成ツールのAcrobat X Proをはじめとする各単体製品がツールキットとしてまとめられており、お買い得な価格設定になっております。
このスイートは、単なる単体製品の詰め合わせにとどまらず、テクニカル・コミュニケーションの生産性向上に寄与する製品間の連携機能とワークフローが強化、追加されています。
先進的な各機能と連携の実際をご紹介しながら、構造化XML/DITA 1.2に対応し、マルチメディアを駆使した魅力的なドキュメント作成から、チームでの効率的で最少投資を可能にするレビュープロセス、シングルソース・マルチデバイス・パブリッシングにいたるまで、全体にわたっての高い投資効果を期待できます。
当セッションでは、アドビシステムズ・プリントアンドパブリッシング事業部より、製品開発責任者が来日して、実務に役立つ製品情報をご提供させていただく予定です。



08 軽量3DデータXVLで効率的にイラスト作成
3Dデータから高品質イラスト作成、大幅なコスト削減を実現
発表者 清川 舞 ラティス・テクノロジー(株)
福原 暁美 ラティス・テクノロジー(株)
内容

従来、テクニカルイラストの作成は実物の試作品や試作品の写真などを材料に、ドローイングソフトで作成されていました。しかし、この作業には十分なスキルと、相応の工数が必要です。そこで、最近では設計部門のCADデータを利用し、その3D形状からイラストを短時間で作成すること方法が普及しつつあります。これは、3D CADの一般化に伴い、3Dデータが流通するようになったからです。

ところが、イラスト作成部門でCADデータを利用するには、① CADシステムの導入コストが増える、②大容量のCAD データは、イラスト作成部門が利用しているようなPCで取扱うには負担が大きい、という致命的な問題があります。そこで、ラティスは製造業で普及する軽量3DフォーマットXVLを利用することで、イラストを安価に、かつ、軽快に作成する方法をご提案します。

ラティスのXVL 製品では、3D CAD データから軽量3DフォーマットXVLに変換した後、XVLの軽量性を生かして、一般的なノートPCでも3D形状を閲覧、イラスト用に編集することができるようになります。イラスト作成部門ではCAD導入コストを抑えながら3Dデータを活用し、低コストで均質なイラストを、手軽に短時間で作成可能です。

一旦XVLデータにさえなれば、Microsoft Excelに取り込み、3Dデータと画像、表が連動した帳票を簡単な操作で作成することもできます。また、作成したイラストデータを利用した、パーツカタログ等をWeb上で共有、閲覧することも可能です。iPadでの3D表示機能で、ペーパーレス環境を実現します。本セミナーでは、3Dを利用したさまざまなドキュメントソリューションで、次世代のイラスト作成環境と、デジタルドキュメントの新しい可能性をご紹介します。



09 多言語ドキュメント作成のスピードアップ、コスト削減
部品(モジュール)単位での編集による取扱説明書/整備解説書の製作効率化事例
発表者 竹内 一郎 クボタシステム開発(株)
奥村 真 MHIさがみハイテック(株)
内容

本プレゼンテーションでは、ドキュメント作成システム「PROSPERAS」の概要と翻訳管理クラウドサービスを活用した多言語ドキュメント作成の効率化事例をご紹介いたします。
[当システムの特徴]
『PROSPERAS』は、製造業の取扱説明書/保守解説書などのコンテンツを効率よく作成するパッケージソフトです。"再利用できる部品として管理し、多くのドキュメントで共通利用する"ことで製作期間を短縮でき、素早く情報発信できます。また、作成コストが大幅に削減できます。
[問題解決例]
・ 個人の感性で作成していたため、ドキュメント毎にバラつきがあった。
⇒部品化、DB化することでバラつきを防止。
・ 翻訳外注コストが多くかかっていた。
⇒原文の変更部分だけを抽出し翻訳できるので、翻訳コストを大幅に削減。期間を短縮。
・ 複数マニュアルにわたる改訂作業に、多くの人件費を投入していた。
⇒1回の修正で同一部品を使っているマニュアルを全て修正できる。
[類似ドキュメント製作の生産性向上と均質化の実現]
・ 兼用/流用できる単位でドキュメントを部品化
・ 部品を選んでマニュアルを生成
・ 原文/訳文の翻訳状況が対で管理できるので、原文が変わったところだけを翻訳
→翻訳後、言語を切り換えて自動生成すれば翻訳マニュアルを生成 




[事例紹介]
MHIさがみハイテック株式会社様における導入事例をご紹介させていただきます。
導入前の課題、解決策及び導入効果についてご紹介させていただきます。


10 Transitでの字幕 翻訳
TMツールを活用 した字幕テキストの翻訳
発表者 目次 由美子 (株)シュタール ジャパン
内容

『Transit NXT』は、20年以上 に渡るシュタール社の翻訳会社としての経験とノウハウを結集して開発した翻訳メモリツールです。プリトランスレーション とファジーマッチに代表される翻訳作業を支援し効率化するための特性、用語管理ツールによる専門用語の統一性向上といっ た翻訳メモリツール従来の利点を字幕翻訳の現場においても活用できるよう、新たな機能が追加装備されました。マルチメ ディアプレビューで翻訳対象の字幕テキストに対応した動画を部分的に再生しながら翻訳できるほか、訳文テキストの長さを 自動的にチェックするなど、字幕翻訳に便利な機能が搭載されています。 ユーサビリティに富んだ翻訳メ モリツール『Transit NXT』を活用した効率的な字幕翻訳をご提案します。



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