■講義の趣旨
読み手に効果的に伝えるためには、ひとつひとつの文を簡潔にわかりやすく表現すると同時に、その文を使って論理的にパラグラフを構成する必要がある。このセッションでは、そのためのライティングルールを、アメリカのテクニカルライティングをベースにしながら、体系立てて身につけていく。これらのルールは、英文に限らず日本文ライティングにも活用できるものである。また、これらのルールは、マニュアルに限らず、Webコンテンツやメールなども含めた一般ビジネス文でも重要なものである。
■講義のポイント
読み手に効果的に伝えるために心がけること、注意することなどテクニカルライティングに必要な要素を、例題を使って、具体的に説明していく。豊富に事例を取りあげて、それをひとつひとつ検討することによって、日常業務にもすぐに反映できるものにする。具体的なポイントは、以下のとおり:
・ 文の組み立て:条件節、不定詞句と動名詞句、否定文、-ing形、修飾関係など
・ パラグラフの構成:タスクとトピック、トピック文とサポート文、パラレリズム、遷移語、モジュール(トピック)ライティングなど
■講義の流れ
テキストに「英文テクニカルライティング70の鉄則」((株)日経BP)を使用する。
・ 文がわかりにくくなる理由とその解決策
・ パラグラフがわかりにくくなる理由とその解決策(パラグラフライティング)
・ 再利用しやすい文やパラグラフを書く(モジュール/トピックライティング)
※この特別セッションに参加するためには、テキスト「英文テクニカルライティング70の鉄則」
(株)日経BP 2,100円(消費税込)が必要です。すでにテキストをお持ちの方、別途、書店などで購入される方は、当日必ずご持参ください。
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