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特01 | 取扱説明に関係する規則と安全表記の基本 ~国内外の関連法・規格を理解して、記述の最適化を図ろう !~ |
内容 | 取扱説明に関係する規制と規格の存在は知っていても、具体的記載要求までは知らない方も多い。その結果、過度な記述や記述漏れが生じることもある。製品の安全に関する社会的関心が高まる中、これらは必須知識のひとつとなっている。このセッションでは国際通商法、労働安全法、消費者保護法、アクセシビリティー法など取扱説明に関係する規制と規格の概要と適用のしかたを基礎から説明。これらと取扱説明の国際規格 IEC62079と ISO/IEC Guide37がどのように関連づけされているかを整理する。また、国際規格で要求されているリスク分析、安全表記のあり方、対象ユーザーの考え方なども紹介する。 |
セッションのポイント | ・関係する国際法と関連団体、その基本的な役割や機能 |
形式 | 講義 |
対象者 | ディレクター |
講師 | 石井 満 (株)シーエフメディアジャパン |
企画担当者 | 石井 満 (株)シーエフメディアジャパン 黒田 聡 (株)情報システムエンジニアリング |
定員 | 東京 50名 |
特02 | 文章表現の基本をマスターする |
内容 | 製品マニュアルの使命は、「製品を使うために必要な情報を、誤りなくユーザーに伝えること」である。その使命を果たすためには、「誤解されようのない文章」でなければならない。また、一度読んだだけで内容がすんなりと頭の中に入るような、読みやすく、わかりやすい文章でなければならない。本セッションでは、さまざまな例文を取り上げ、パラグラフの構成のしかたや、わかりやすい文章表現について実習を通して学ぶ。実習は、ピア・レスポンス(学習者同士によるフィードバック)の手法を用いて行う。 |
セッションのポイント | ・「誤解されようのない文章」の書き方を学ぶ |
形式 | 講義、ワークショップ |
対象者 | テクニカルライター初心者 |
講師 | 冨永 敦子 フリーランス |
企画担当者 | 大西 敦子 (株)リコー |
定員 | 東京 50名 京都 30名 |
特03 | 初級英文ライティング~英文原稿チェックのポイント~ |
内容 | 日本人の書く英文は、文法的には比較的評価が高い。ところが、それが読者にスムーズに正しく伝わるように、英文としてしっかりと表現できているかというと、はたしてどうだろうか。わかりやすい英文を書くためには、論理的な明快さと一般化(Internationalization)が必要である。また同時に、文化的な背景を考慮したうえで、それぞれの言葉の持つ意味を考える必要がある。このセッションでは、日本人が陥りやすい問題点を体系的に網羅し、マニュアル制作のための英文ライティングの基礎を、演習をまじえながらわかりやすく解説する。日本語と英語の相違点や日本人がよくやるミスなど具体的な事例を取りあげることで、日常業務にもすぐに反映できるものにする。加えて、テクニカルライティングの基礎も紹介する。 |
セッションのポイント | ・読みやすくてわかりやすい英文とは |
形式 | 講義、ワークショップ |
対象者 | 英文ライティングの基礎を身につけたい人 |
講師 | 中村 哲三 YAMAGATA INTECH(株) |
企画担当者 | 濱口 晴雄 (株)リコー |
定員 | 東京 50名 |
特04 | Webユーザビリティーテスト入門~観察者として実際に体験 !~ |
内容 | Webサイトはさまざまなシーンで重要なツールとして活用されている。「わかりやすさ」、「使いやすさ」、「使い心地」。ユーザーは Webサイトでの体験を通じて、その製品、サービス、そして企業を評価している。Webサイトは目的によって、さまざまなタイプのものが存在しているため、ユーザビリティーの重要性はわかっていても、教科書的なガイドラインの適応だけでは済まないとお悩みの方が少なくないのではないだろうか。 |
セッションのポイント | ・ユーザビリティーテストでおさえておきたい重要なポイント |
形式 | 講義、ワークショップ |
対象者 | Webサイトの企画・制作者 |
講師 | 大島 克之 (株)インフォメーション・アーキテクチャ研究所 |
企画担当者 | 濱口 晴雄 (株)リコー |
定員 | 東京 50名 |
特05 | 色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイ ~赤が目立たない色だと知っていますか ?~ |
内容 | 「カラーユニバーサルデザイン」という言葉が徐々に広がってきた。かつて「色盲」「色覚異常」「色覚障がい」などと呼ばれた人たちのことを知っているだろうか。あなたは色の感じ方について誰かと話したことがあるだろうか。色の見え方や感じ方は万人に共通の感覚ではなく、多くのタイプの色覚が存在する。色に頼ってデザインされたものの多くは、その意味することが予想外に伝わっていない。日本全国で約 316万人、世界で約 2億人という人たちの色覚はどのようなものか。その人たちに情報伝達する上で留意すべきことはどのようなことか。これから世界的に大変重要なキーワードとなる「カラーユニバーサルデザイン」を、色弱のカラーコーディネーター本人が豊富な実例を挙げながら解説する。 |
セッションのポイント | ・色覚とはどのようなものか |
形式 | 講義、事例紹介 |
対象者 | テクニカルライター |
講師 | 伊賀 公一 カラーユニバーサルデザイン機構 |
企画担当者 | 畝本 あい子 (株)島津製作所 |
定員 | 東京 50名 京都 30名 |
特06 | ペルソナ・シナリオを用いた製品開発 ~ユーザーにとって使いやすいモノづくりのために~ |
内容 | 使いやすい製品設計、デザインの分野で話題になることが多い「ペルソナ」「シナリオ」。これらの手法は、90年代からユーザーインターフェイス開発プロセスのなかで用いられてきた。ユーザビリティーへの関心の高まりから近年では一般的にも注目を集めており、製品やサービスの提供者であれば、開発者でなくともぜひ知っておきたい手法である。本セッションではこのペルソナ法、シナリオ法の基本的な考え方を紹介しながら、人間中心設計のプロセス、製品開発プロセス全体のなかでどのように活用できるかを解説する。また、Webサイトの情報設計ではどのようにペルソナ・シナリオが用いられているか、事例を通して紹介する。 |
セッションのポイント | ・ペルソナ・シナリオ手法の紹介 |
形式 | 講義、ワークショップ |
対象者 | 製品開発の担当者 |
講師 | 長谷川敦士 (株)コンセント |
企画担当者 | 濱口晴雄 (株)リコー |
定員 | 東京 50名 |
特07 | 「全体の絵を描く」ための情報デザイン ~コミュニケーションの全体像を設計する~ |
内容 | 操作情報の製品側への組み込み、Webサイトをはじめとする各種電子メディアへの展開など、操作情報や取扱情報をクロスメディアで展開することが一般化しつつある。しかし情報がメディアに最適化されておらず、メディア間の連携も意識されていないことがほとんどである。これはユーザーに対して情報をどのように提供するのか、コミュニケーションの全体像をどう設計するのか、という観点の欠如が原因である。このセッションではコンテクストや情報の枠組 といった要素を中心に、情報デザインの基本的なプロセスについて操作情報を例に改めて確認することを目的とする。コミュニケーションの全体像を設計するために必要な観点を共有することで、この問題に対する自分なりの解答を形作るための機会としたい。 |
セッションのポイント | ・情報デザインの基本プロセス概観 |
形式 | 講義、ワークショップ |
対象者 | テクニカルライター |
講師 | 高山和也 (有)文書情報設計 |
企画担当者 | 濱口晴雄 (株)リコー |
定員 | 東京 50名 |
特08 | 伝えるためのライティング入門 |
内容 | 書いてあるだけでは、情報は伝わらない。だからこそメーカーの問い合わせ窓口では、マニュアルで説明されているはずの事柄について、数々の質問に応対せざるをえない状態が何年も続いている。記載された情報をユーザーに伝えるためには、「伝わるようにする」ための工夫や配慮が不可欠である。 |
セッションのポイント | ・ライターに必要な企画スキル |
形式 | 講義、ワークショップ |
対象者 | テクニカルライター |
講師 | 雨宮拓 オフィス・スクリプタ |
企画担当者 | 大西敦子 (株)リコー |
定員 | 東京 50名 |