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TCシンポジウム2008 プログラム詳細

TC関連商品紹介(京都)

タイトル

商01 ドキュメントソリューションサービスのご紹介
商04 XML+XSL-FOを使ったマニュアル作成
商05 テクニカルドキュメントのCMGPライフサイクル支援
商06 Web2.0技術・ツールを利用した共同作業型取説コンテンツ作成のご紹介
商07 校正支援ツール「Just Right!3」最新情報と導入事例
商08 スクリプトによるInDesign自動処理DTP─あると便利!からXMLも!─
商09 デジタル校正ソフトProof Checker PRO Ver.2
商10 シンプリファイドイングリッシュ文書支援ツール HyperSTE

詳細

商01 ドキュメントソリューションサービスのご紹介
発表者 宇都宮 吉徳 (株)富士通ラーニングメディア

TC関連商品紹介

弊社では富士通のサーバー機の取扱説明書やソフトウェアの操作マニュアル、金融業・流通業のお客様の業務マニュアルなど多種多様なマニュアル制作・翻訳のサービスを行っています。
今までに紙、ヘルプ、オンラインマニュアル(HTML/ XML)など様々なメディアに対応したマニュアル制作を実施してきました。
また、マニュアル制作の開発標準プロセス体系を整備しマニュアル制作の上流から下流までを一環したプロジェクト管理、品質向上を行っています。本商品紹介ではマニュアルのライフサイクル(診断、企画・設計、執筆・編集、校正、電子化、保管・公開、メンテ)でのITツール活用と共同作業化について制作事例をもとにご紹介します。
また、マニュアルから eラーニング化など製品情報、操作方法、業務手順など利用者への理解・定着化へのアプローチも合わせてご紹介します。


商04 XML+XSL-FOを使ったマニュアル作成
発表者 長縄 敏行 アンテナハウス(株)

TC関連商品紹介

ドキュメント管理で一般的になってきたXMLと世界標準仕様のXSL-FOを利用した技術は、技術・整備マニュアルなどの作成を効率よく行うために近年採用される企業が国内外問わず増えてきております。今回は、弊社製品「XSL_Formatter」を使ってXML+XSL-FOの技術を、実際の活用事例と合わせてご紹介いたします。

商05 テクニカルドキュメントのCMGPライフサイクル支援
発表者 柳 英夫 (株)サン・フレア

TC関連商品紹介

グローバルにビジネスを展開するメーカー企業にとって、各種コンテンツの迅速な制作、英語化、多言語化は避けて通れないテーマであり、そのコストと品質も含めて、徹底した管理の基盤の整備が急務の課題となっています。
テクニカルドキュメントのライフサイクルを効率化するには、制作(Create)、管理(Manage)、多言語展開(Globalize)、パブリッシュ(Publish)の4工程を有機的につなげてシステム化することが重要です。このセッションでは、テクニカルドキュメントの CMGPライフサイクルに、世界標準となりつつあるシステム、Idiom WorldServer、acrolinx IQ Suiteをどのように適用していくかをご案内します。
Idiom WorldServerは、翻訳メモリー機能とワークフロー機能を中核とするサーバー型翻訳支援システム。翻訳工程のオートメーションを通じて、これまでにないスピーディーな多言語展開を可能にします。 FrameMaker/InDesignを例に、ワークフロー機能を駆使しながら、初校、二校、三校の差分翻訳とそのレビューを効率化する手法をご紹介します。
acrolinx IQ Suiteは、ライティング支援システム。用語、表記、表現の統一、管理をシステムが支援します。自然言語処理エンジンの搭載により、同一の意味の文章に対して表現がぶれている場合も、システムが自動検知。推奨表現を提示してくれます。Word、 FrameMaker、InDesign、XMetal、ArborTextに対応。現在は、英語、ドイツ語、フランス語をサポート。開発中の日本語版ベータのデモンストレーションもご覧いただけます。品質管理が徹底されていなかった過去の日英翻訳メモリーをクリーンアップするためのツールとしてもご利用いただけます。


商06 Web2.0技術・ツールを利用した共同作業型取説コンテンツ作成のご紹介
発表者 突元 賢治、宮本 真悠子 日本電気(株)

TC関連商品紹介

取扱説明書作成時の原稿作成プロセスでは、ライターが執筆を分担したり、原稿推敲、品質管理、進捗管理など様々な作業の担当者が参画します。
原稿作成に関わる作業者が増えるほど原稿内容と付帯情報の共有は難しく、原稿執筆の進捗管理や記述内容の統一性の維持、品質の確保も困難さを増します。
近年ビジネスにおける活用に注目が集まっている「Wiki」を原稿作成作業で活用することにより、原稿の内容と、各担当者の作業状況を共有しながら、作業を進めていくことができるようになります。
ビジネスで活用できる Wikiを搭載した Web2.0ソフト「Confluence」を用いた、共同作業型の取説コンテンツ作成について、製品デモンストレーションを交えてご紹介いたします。


商07 校正支援ツール「Just Right!3」最新情報と導入事例
発表者 村尾 昌浩 (株)ジャストシステム

TC関連商品紹介

マニュアル制作における校正、校閲業務のスピードアップを実現する文章校正支援ツール「Just Right!3 CE」。InDesign連携などの最新情報、新たに搭載された辞書作成作業を軽減するツール群の紹介を行います。
また、実際にJust Right!を導入いただき業務で活用いただいているお客様に実例を紹介させていただきます。実運用でポイントとなる「辞書」の整備例などについての情報を提供させていただきます。


商08 スクリプトによる InDesign自動処理DTP─あると便利!からXMLも!─
発表者 山崎 久美子 (有)デジタル・ワークス

TC関連商品紹介

いよいよInDesignが普及してきました。従来のDTPソフトが「印刷」を唯一最大の目的としてきたのに対し、InDesignは印刷物制作にとどまらない情報展開に対応するソフトです。今後は、これを使いこなせるか・どう使うかで“制作の二極化”が進むことでしょう。
今回の弊社商品紹介では、InDesignの『スクリプト』によるDTPの自動処理をテーマとし、弊社の豊富な実例を紹介・実演します。
実際の制作業務で使っている「あるとかなり便利」な小粒なスクリプトから、XMLや多言語展開を自動処理する高度なものまで、多岐に渡るスクリプト系自動処理とその効果(スピード・精度・省力化)を実際に御覧いただきます。また、そのようなスクリプト開発に必要なモノ・コトや、活用のワークフロー&問題点なども取り上げます。
スクリプトによる自動処理DTPは、InDesignによる新規制作だけでなく、既存DTPデータのInDesign移行に伴う修正・調整作業にも柔軟に対応できるので、 InDesignのスクリプトに興味のある方はもちろん、従来のDTPソフトで苦労してきた方、現状の制作フローに疑問・不満を感じておられる方、制作環境の変化で様々な課題・問題を抱えておられる方、従来のDTPソフトの代替として何となくInDesignを導入された方などは、今後のDTP制作&活用を考える上で一見の価値アリです。
『情報展開の多様化とデータの一元管理』、『取説制作のコストダウン・納期短縮と品質維持』等の相反するニーズや、『ヒューマンエラー削減』、『オペレーターのスキル差異』等への対応として非常に有効な弊社の「スクリプトによる自動処理DTP」を、この機会にぜひご覧ください。


商09 デジタル校正ソフトProof Checker PRO Ver.2
発表者 古賀 正 (株)Too

TC関連商品紹介

Proof Checker PROは、手間のかかる校正作業を正確化・効率化し、PDFワークフローには欠かせない画期的なデジタル校正ソフトウェアです。
汎用性の高い PDFファイルのデジタル校正を可能にするProof Checker PROは、単に絵柄を比較し違いを表示するだけではありません。
校正前と後のPDFデータで差異を検出して、「どの文字がどのように変わったか?」「オブジェクトがどちらに何ミリ移動したか?」「画像の中のどの部分が変わったか?」等、違う部分と内容を詳細に指摘します。
編集前と後のPDFファイルのデータ比較によって、RIP処理を必要とする製版工程での検査機器やソフトウェアとは異なり、制作・編集工程での校正運用を実現しました。Proof Checker PROは、簡単かつ正確・緻密なデジタル校正を実現します。


商10 シンプリファイドイングリッシュ文書支援ツール HyperSTE
発表者 石川 諭 テドプレスインターナショナルK.K.

TC関連商品紹介

テドプレスが開発したHyperSTEはシンプリファイド・テクニカル・イングリッシュ(STE)の仕様に従って英文を書くための支援ツールです。STEとは明確で曖昧さのない技術英語です。STEの最も一般的な仕様書はASDSTE100として知られています。これは技術英文ライティングのための一定のルールを規定し、用語の使用を制限した辞書・用例集を収録しています。
HyperSTEはASD-STE100に企業独自のルールと辞書を追加したスタイルガイドに従い、ライターにオンラインでガイドを提供します。たとえば、文中の承認されていない語を指摘し、書き換えのための同義語を表示するなど、テクニカルライティングのヒントをライターに提供します。HyperSTEは柔軟性のある STEチェッカーツールで、文書の種類に合わせて自由にユーザー設定が可能です。また、用語や規則を追加したり無効にしたりできるため、企業は「独自」のSTEを開発することができます。HyperSTEのもうひとつの重要な機能としてレポート機能があります。HTMLとCSVに出力して文書の評価や分析ができます。これらのレポートは TMXをサポートしています。HyperSTEは、MS Word、 FrameMaker、Epic Eitor、Xmetal、PDFチェッカーなどのプラグインとして利用できます。
HyperSTE DMTはSTEで文書を書くための辞書管理ツールです。正確で一貫した専門用語を使用するには、企業固有の用語を含む辞書を構築する必要があります。HyperSTE DMTにより企業固有の用語を追加でき、ASDSTE100で提供されている辞書の一部を変更することもできます。追加・変更した用語には属性を付与して企業固有の辞書に組み込みます。新しく生成された辞書はHyperSTEライティング支援ツールにリンクされ、ライターに用語の使用法についてのサポートをインタラクティブに提供します。