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日本発の英文ドキュメントを見ると、書き方=トーンがぶれているものが多く見受けられます。これには一つ大きな理由があります。英文ライティングとして学習してきた内容は、基本的に大学などのアカデミーでの英文ライティングです。したがって、アカデミーのドキュメントであれば、そのままの書き方でいいわけです。ところが、海外とのビジネスのやりとりでは、海外の交信相手(取引先)から異なったトーンのビジネス英語が書かれてきます。ビジネス英語ではアカデミー英語と異なった書き方をするわけです。これが正しく理解されないままに混在してしまって、日本の英文ドキュメントに混乱を引き起こしているのです。
ドキュメントの目的によって、どのように書くかしっかりとスタンスを定めて、ぶれない英語を書けるようになりましょう。そして、会社全体の英文ドキュメントの品質を向上させましょう。
【講義のポイント】
- 何語で書くか(アメリカ英語かイギリス英語か) アメリカ英語だと思っていても・・・
- 辞書はどれが良いか(大辞典か小辞典か) ボキャブラリーは多いほうが良い・・・
- 用語はどれを使うか(ゲルマン語源かラテン語源か) どう異なるの・・・
- 英語を書く目的はなにか(アカデミーかビジネスか)
- 主語(視点)を何にするか(第三者/トピックかyouか) 賛否両論あるところ。しかし・・・
- アカデミーで推奨されるライティング
- ビジネス英文ライティング この両者の違いを認識し、書き分けることが重要
- 読みやすさを評価する(高尚さかわかりやすさか) 自社の英文はこれでいいの・・・
- 英文ライター/翻訳者の要件とは
【対象者】
- ライター/エディター/翻訳者
- マニュアル制作担当者
- マニュアル部門責任者
- 品質管理部門責任者
- 広報部門 担当者/責任者
- 海外営業部門 担当者/責任者
英文を効果的に書きたい方やドキュメント部門の責任者
たとえば、
【講師】
中村 哲三
テクニカルコミュニケーター
TC World TCTrainNet(国際TC 検定試験)認定トレーナー
ISO TC37 (言語リソース)委員
ASD-STE100 Simplified English辞書編集委員
日本におけるテクニカルコミュニケーション活動の中核的存在であるTC 協会で、英文ライティングを企画。現在、ISO TC37で言語共通のライティングルールの国際規格化を進めている。
開催のご案内
- 日時
- 【京都】 2020年2月13日(木) 13時15分~16時45分 受付開始:12時45分
メルパルク京都 6階会議室3
【東京】 2020年2月19日(水) 13時15分~16時45分 受付開始:12時45分
中野サンプラザ 8階研修室5 - 受講料
- TC協会会員:19,800円(資料代含む、消費税込み)
非会員:29,700円(資料代含む、消費税込み) - 定員
- 30名
- 最小催行人数
- 8名
- 主催
- 主催:一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
お申し込み方法
- お申し込み方法
- 参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、TC協会までFAX(03-3368-5087)またはメール(tc-info@jtca.org)でお申し込みください。お申し込みされた方には、請求書と受講票を郵送いたします。
- お問い合せ先
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-34-2 第一後藤ビル101号室
TEL 03-3368-4607 e-mail:tc-info@jtca.org