![]() |
ビジネス文ではその内容を相手にわかりやすく適切に伝えることが求められます。そして必要に応じて、すぐに相手に行動させることが求められます。そのためには、センテンス単位で用字用語を正しく書き分け、パラグラフ単位で論理を明快に展開していくことが必要です。これはレポートやマニュアルなどのドキュメントだけでなく、日常のメールや同僚あてのメモであっても同様です。
また、自分ではわかりやすく書いたつもりでも、その内容が相手に適切に伝わらないということが往々にしてあります。これは、発信者と受信者の間にコミュニケーションのギャップがあるからです。したがって、発信者はその想定されるギャップを予想しすべてのギャップを最小限にしていく必要があります。
このセミナーに参加してライティングの実務を学ぶことで、わかりやすく論理的な日本文を書く力を身につけていきます。
セミナー骨子
<講義の趣旨>
- 読みやすくわかりやすい日本文: 用字用語を含めたセンテンス単位でのライティング
- 論理的でわかりやすいライティング技術: ドキュメントの構成
- ライティング以外で、人がわかるために必要な要素: 認知科学とゲシュタルトデザイン
※副読本として「日本語スタイルガイド(第2版)、発行: 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会、価格: 消費税込みで2,592 円」を使用します。当日は、 セミナー用の資料を使い講義を行いますが、セミナーの中で時々、日本語スタイルガイドに触れます。既に持っている方はご持参ください。また、この機会に本書の購入をお勧めします。
<講義のポイント>
- ドキュメント制作に必要な日本語ライティングの基礎を身につける
- 簡潔で明快な日本文が書けるようになる
- 用字用語を的確に使い分けられるようになる
- 文章構成の基本が理解できるようになる
- 用字用語や文章の構成について、なぜそれが適切なのかを説明できるようになる
- セミナーの理解度を事後課題( 添削) で確認できる
※本セミナー終了後に、事後課題を講師から提供いただき、個別に添削指導を行います。この添削料についても受講料に含まれます。 - TC技術検定 3 級テクニカルライティング試験[TW] の受験に備える
※3 級テクニカルライティング試験[TW]は、2015年7月26日(日)に実施します。この機会にトライしましょう。
【受講対象者】
- 営業部門: レポートやメールなどのドキュメントの品質を向上させたい人
- 開発部門: 仕様書などの業務文書の品質を向上させたい人
- ドキュメント( マニュアル) 制作部門: ライター、エディター、ディレクター、担当者、管理者
【講師】
中村 哲三
株式会社 エレクトロスイスジャパン
テクニカルコミュニケーター
TC World TCTrainNet (国際TC 検定試験) 認定トレーナー
日本におけるテクニカルコミュニケーション活動の中核的存在であるTC 協会で、英文ライティングのセミナーやパネルディスカッションなどを企画。著書に「英文テクニカルライティング70 の鉄則」(日経BP 社刊) がある。
開催のご案内
- 日時・場所
- 【福岡開催】 6月3日(水) 13:00 ~ 17:00
株式会社 大興 会議室 〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲5-6-20 明治安田生命福岡ビル7階 - 【広島開催】 6月5日(金) 13:00 ~ 17:00
株式会社 大興 大会議室 〒730-0025 広島県広島市中区東平塚町1-14 大興平塚ビル1階 - 受講料
-
TC協会会員 11,880円(資料代含む、消費税込み)
非会員 17,280円(資料代含む、消費税込み) - 定員
- 30名 (定員になり次第締切)
- 最小催行人数
- 10名
- 主催
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
- 運営協力
- 株式会社 ダイテック
お申し込み方法
- お申し込み方法
- 参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、TC協会までFAX(03-3368-5087)またはメール(tc-info@jtca.org)でお申し込みください。お申し込みされた方には、受講票と請求書を郵送いたします。
- お問い合せ先
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0074 東京都新宿区北新宿4-22-15
TEL 03-3368-4607 e-mail:tc-info@jtca.org