TC協会では、大きく変化のきざしを見せ始めた使用説明の制作実務について、最新の動向を解説するセミナーを企画しました。
第1部では、最新のTC技術のポイントを説明します。
第2部では、先日公開されたAdobe Creative Suite 5(CS5)製品が、多様な媒体における使用説明の制作現場に与えるインパクトや影響を紹介します。
本セミナーは、「TC技術検定2級取扱説明書制作実務試験[MP]」のガイドブック『トリセツのつくりかた:制作実務編』(7月末発行予定)を先取りしてお届けするものです。第1編「トリセツの制作実務とは」、第2編「各制作工程で求められる知識と技術」、第4編「制作基盤技術とツール活用」を中心に、従来のTC技術との違いを解説します。セミナーでは、新しいTC技術の背景や、より具体的なツールの活用法など、ガイドブックだけでは学びきれない情報をお届けします。
第2部とあわせて受講することでTC技術の最新トレンドを学ぶ絶好の機会となるでしょう(第1部に申し込まれた方は、第2部にも無料で参加できます。また、第2部のみでも受講できます)。
セミナー骨子
10:00~14:00
≪第1部:トリセツの付加価値を高める、新たなTC技術≫
- 取扱説明書から「使用説明」へ
- コンテクストが取扱説明書の付加価値を高める
- これからの制作工程
- 部品化に対応するライティング技術
- 電子ツールによる、テキスト品質の向上
14:15~16:45
≪第2部:TCの現場から見た新しい制作基盤のインパクト≫
- Adobe Creative Suite 5が切り開く可能性
- 画面表示(電子媒体)の制作ワークフローが変わる
- トリセツにおけるFlashの効果的な使い方
*昼食休憩(12:00~13:00)を含みます。参加者各自、会場近辺で昼食をお取りいただくようお願いします。
≪2010年7月末発行予定『トリセツのつくりかた:制作実務編』目次(付録を除く)≫
- 第1編 トリセツの制作実務とは
- 第1章 これからの使用説明と制作技術
第2章 使用説明とは何か
第3章 使用説明の制作実務
第4章 伝達の要(かなめ)となるコンテクスト - 第2編 各制作工程で求められる知識と技術
- 第1章 使用説明の制作工程
第2章 構造化と情報アーキテクチャ
第3章 表現設計
第4章 執筆
第5章 作図
第6章 印刷媒体の版下データ作成
第7章 印刷・製本
第8章 画面表示のデータ作成・組込・配付 - 第3編 複数の工程に係わる知識と技術
- 第1章 カラー表現
第2章 翻訳と多言語展開
第3章 品質管理と保守
第4章 画面表示への展開 - 第4編 制作基盤技術とツール活用
- 第1章 制作基盤とは
第2章 執筆ツール
第3章 作図ツール
第4章 コンテンツデザインツール、DTPツール
第5章 翻訳ツール
第6章 校正支援ツール - 第5編 付帯技術
- 第1章 コンプライアンス
第2章 社会的配慮
第3章 標準化と規格
第4章 認知科学
≪第1部講師≫
YAMAGATA INTECH株式会社 清水 義孝 氏
TC協会代表理事 雨宮 拓
≪第2部講師≫
アドビシステムズ株式会社 阿部 成行 氏
アドビシステムズ株式会社 太田 禎一 氏
株式会社情報システムエンジニアリング 黒田 聡 氏
Webデザイナー/ライター 矢野 りん 氏
開催のご案内
- 日時
- 2010年6月30日(水) 10:00~16:45(開場9:45)
- 会場
- 住友スカイルーム Room1(JR新宿駅西口徒歩8分 )
地図を表示
- 受講料
- 事前申し込み制
5月31日受付開始 定員(90名)になり次第締切。
第1部参加料金(第2部も無料で参加いただけます)
TC協会会員 18,000円(資料代含む、消費税込み)
非会員 28,000円(資料代含む、消費税込み)
第2部のみ参加の場合の料金
TC協会会員 5,000円(資料代含む、消費税込み)
非会員 10,000円(資料代含む、消費税込み) - 企画/主催
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会
協力法人会員担当(五十音順):
アドビシステムズ株式会社 阿部 成行 氏
株式会社情報システムエンジニアリング 黒田 聡 氏 - 参加申し込み方法
- 参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、TC協会までFAX(03-3368-5087)でお申し込みください。申込された方には、請求書と受講票を郵送いたします。
申込書のダウンロード
- お問い合せ先
- 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0074 東京都新宿区北新宿4-22-15
TEL 03-3368-4607 e-mail:tc-info@jtca.org