中国市場向け製品取扱情報の最新事情 第3弾 に関する質問
TC事務局に寄せられた質問のなかから、普遍性の高いものを再整理して掲載します。
Q.GB18030は、制作会社にも関係するのですか?
これまで、GB18030については、製品組み込みのフォント実装技術面のみが強調されていました。しかし、このGBは、誤った漢字が氾濫する状況を是正する目的で制定された「中国の文字の統一」を目的とするものです。前回の研修会で話題にしたGB5296やGB9969とも密接な関係があります。
具体的には、中国市場向けコンテンツ制作はGB18030に対応した正しい漢字を処理できる制作環境(使用アプリケーションやフォントなど)で行うことが要求されます。今回の研修会では、この点についても掘り下げるとともに、今後中国関係のコンテンツ制作関係者が対応を迫られる事柄を整理します。
Q.GB18030対応フォントに「偽物」があると聞いたのですが、どんな問題があるのでしょうか?
GB18030対応フォントには、中国担当当局がすべての漢字について「正しい」ことを確認した審査証明書が添付されます。この証明書がない中国語フォントの中には、漢字の一部が正しくないものが存在することが、すでに市場で確認されています。表音文字が存在せず、口語が地域ごとに異なる中国では、漢字の形が意味を特定する唯一の手段であり、漢字の形が異なることは「正しく内容が伝わらない」ことと直結します。
今回の研修会では、市場で発生している偽物の弊害についても紹介する予定です。
Q.GB18030以外にGB2312という下位基準が存在すると聞いたのですが?
確かに存在しています。日本でいえば第一水準漢字に相当するような、中国文字の基本的な漢字について、まず先にGB2312として制度化されました。その後、日本で第二水準漢字が制定されたように、中国でも必要となる漢字の標準化の整備が進み、現在はGB18030として拡張整備されています。
国家標準としては、「GB18030に準拠すること」を明確に要求しています。特定の製品についてGB2312で許容される可能性は残されていますが、その判断は「該当製品ごとにその都度中国当局がその仕様を検討して判断する」ことになっています。メーカー側が判断することではありません。
この点についても、今回の研修会で詳述します。
テクニカルコミュニケーター協会 事務局
〒169-0074 東京都新宿区北新宿4-22-15
TEL 03-3368-4607
お問い合わせはこちらから |
|